EU発!Breaking News

writer : tinsight-yokote2

【EU発!Breaking News】デザートの恨み! 逆上した男がチェーンソーでレストランの扉を破壊。(チェコ)

レストランで、メインディッシュを食べた後にお待ちかねのデザートを口にしたある男。しかし従業員の冷たい態度により強制的に店を追い出されてしまった。怒りを抑えきれず、男は自分の車からチェーンソーを取り出すと…!?

ランチやディナーの後でデザートやコーヒーをゆっくりと味わうのも、これまた至福のひと時。格別なものである。店が混んでいる時には「急がなくては」と自らプレッシャーを感じることはあるが、従業員に「早く帰ってください」と言われることは日本ではまずない。ところがチェコ共和国の東部の都市ズリーンのレストランで、そのまさかの言葉が発せられたためにある男が逆上してしまった。

バリバリという強烈な連続音と、ガラスが割れるガッシャーンという恐ろしい音が店内に響き渡る。店を出たはずの男がなんとチェーンソーを手にレストランの扉を壊し、鍵を開けて店に押し入り、先ほどと同じテーブルに腰掛けたではないか。通報により駆けつけたズリーン署の警察官によりペトル・シュヴァーハという36歳の男が逮捕されたが、取り調べに対してこんな言い訳をしたという。

「ここで友人とともに食事をしていたんだ。それなのに従業員から“もう閉める時間ですので帰ってください”と言われて、店を追い出された。デザートのプリンを食べ終わっていなかったのに!」

そう、シュヴァーハはそこに座って残りのプリンを頬張っていたのだ。メインディッシュはもちろんだが、デザートが何より楽しみだという客は意外にも多い。たかがデザート、されどデザートである。せめて全てを食べ終わるまで待つような寛容さが店側にも欲しかった。ちなみシュヴァーハには懲役1年の実刑判決が下る可能性があるとのことだ。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)