この子を見た途端に誰もがほのぼのとした笑顔になってしまうから不思議である。真っ白な体にセーブルブラウンの模様はきれいなハート。生後15日のこの子犬の姿がなんとも可愛いとして話題を呼んでいる。
イギリスはバーミンガムにも近い、スタッフォードシャーのクレイトンに暮らすデヴィッド&ジョアンヌ・ボードマンさん夫妻の家庭で、このほど愛犬が4匹の子犬を出産した。その1匹がこの写真のバレリー(Valerie)ちゃんである。生後15日の本当に小さなこの子を抱いているのは、地元の大学病院で勤務している22歳の長女ステイシーさん。この映像がローカルメディアの『The Sentinel/This is Staffordshire』で紹介され、大変な反響を呼んでいる。
バレリーちゃんは、4歳のジャック・ラッセル・テリア“インディ”と3歳のチワワ“ハービー”を交配させて生まれた雑種犬で、母のジョアンヌさんとステイシーさんはこのハートマークを見た瞬間、宝くじに当たったかのような気分になったそうだが、「可愛がってくれる人を探さなればならないでしょう」と寂しいことを話しているのだ。
ボードマンさん夫妻にステイシーさん、そして20歳のジェイミーさんと14歳のマコーレイさんが暮らす家はそう大きくはない。また犬は他にグレート・デーン、ブリティッシュ・ブルドッグ、プードル、ヨークシャー・テリアが飼われている。12匹の子犬を含む25匹の犬はエサ代だけでも毎月1万9000円ほどかかり、デヴィッドさんの忍耐はもはや限界に達しているというのだ。
しかしこの犬の映像が『The Sentinel』により紹介されると、人々は「喧嘩の最中だったけれど、この子を見た途端に笑顔になれた」、「ハートは愛。この子が持つ癒やしの力ってすごい」、「私も抱っこしたい! あまりにも可愛い」、「この子は家庭に幸運をもたらしそう」と大騒ぎだ。奥様やお嬢様も、特別ハッピーなものを感じると言っているのである。デヴィッドさん、このバレリーちゃんを本当に手放しちゃっていいんですか?
※The Sentinel紙がbrightcove.comに投稿した動画はこちらから。
http://bcove.me/31kzz449
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)