エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】能年玲奈がNG10連発した過去。ブレイク前の初々しい姿が公開される。

ドラマ『あまちゃん』の主人公・天野アキ役でブレイクした能年玲奈が、まだ知名度も低かった1年半前にテレビ出演してNGを連発していた過去が分かった。日曜朝の情報番組『シューイチ』で話題のCMキャラクターとして紹介された彼女は、VTRで番組のコーナーを紹介する役割を任されるが、わずか数秒のシーンにNGを10回も出していたのだ。

2013年4月から放送されたNHKの連続テレビ小説『あまちゃん』で一躍国民的な人気者となった能年玲奈だが、それまでは彼女の名前を知らない者も多かったのではないだろうか。ただ、CMには出ていたのでその姿は目にしていたはずだ。

10月27日の『シューイチ』で、約1年半前の2012年3月18日に出演した能年玲奈のエピソードが明かされた。当時の彼女は“カルピスウォーター”のCMキャラクター11代目に抜擢されており、「今話題の人」として新CM発表会を取り上げた。

スタジオには出演しなかったが、日本テレビのスタッフルームで撮影したVTRで番組のコーナー“中山秀征の独断ですが…”を紹介する役割を果たしている。「この後は、ザンっ! (フリップボードを取り出して)“中山秀征の独断ですが”。中山さんお願いします」という短いセリフだった。

10月27日の放送では、能年がこの時にセリフを噛みまくってNGを連発していた裏話を明かしたのだ。彼女はTAKE1で「能年玲奈です! この後は、ザンっ! 中山フデ…」と噛み、ブッと吹き出してしまう。その後何度も噛んでしまい、あるいは途中で笑い出してNGはTAKE10まで続いている。そんな彼女の姿をVTRで見ながら、中山秀征は「“ヒデユキ”ってそんなに言いにくい名前? よく朝ドラできたな~」と突っ込んでいた。

実はこの時、能年玲奈は18歳だったが、スタッフルームで撮影する前に“脳年齢”を測定したところ41歳だと判定されている。最終的にOKが出たTAKEは「能年玲奈18歳! 脳年齢は41歳です! この後は、ザンっ! “中山秀征の独断ですが”。中山さんお願いします」というものだった。NGを連発しながらも、最後は彼女らしい魅力的なVTRに仕上がっているのが凄い。

この後、能年玲奈は4月から月9ドラマ『鍵のかかった部屋』にレギュラー出演して、法律事務所秘書・水城里奈役を務めた。もの静かなタイプを好演していた彼女が、およそ1年後に『あまちゃん』で「じぇじぇじぇー」と驚くのだから女優はおもしろい。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)