エンタがビタミン

writer : naomaru

【エンタがビタミン♪】伊集院光も仰天。商魂たくましいTBS。『安堂ロイド』“あげパン”すでに販売中だった。

13日に放映開始した SMAP・木村拓哉主演のドラマ『安堂ロイド~A.I.knows LOVE?~』(TBS系)が、初回から高視聴率でスタートを切った。前クールの同枠ドラマ『半沢直樹』でも高視聴率をたたき出し、“ドラマのTBS”と呼ばれるにふさわしい好調ぶりだ。しかし、TBSはドラマ作りだけではない、話題作りにも熱心なようだ。

13日に放送された『安堂ロイド』(TBS系)にあった一場面。主人公・沫嶋黎士(木村拓哉)が、ヒロイン・安堂麻陽(柴咲コウ)の作った“きなこあげぱん”を食べるシーン。沫嶋は、このパンの栄養分を説明してパンを褒めるのだが、違和感を感じた人も多いはず。14日放送の『JUNK 伊集院光 深夜の馬鹿力』(TBSラジオ)でも、ドラマを見ていた伊集院は「『このパン、TBS売るな』ってほどキムタクが褒めていた」と感想を明かしていた。さらに、木村のセリフから中にあんこが入っていることを思い出し「“あんこ”と“アンドロイド”が掛かっているかもしれない」とまで勘ぐっていた。

しかし、実際には伊集院の推測通り、すでに山崎製パンとのコラボにより、この“きなこあげぱん”は販売中だったのだ。商品は2種類で、主人公・木村と柴咲演じる麻陽とを繋ぐキーポイントのアイテムとして登場する「きなこあげぱん(つぶあん)」と、大学内の沫嶋研究室の御用達の「ランチパック(きなこクリーム&つぶあん)」が販売されている。

前クールの同枠ドラマ『半沢直樹』の関連商品として発売した「倍返し饅頭」でも、連日TBS本社前のグッズショップに長蛇の列ができるほどの人気商品となった。さらに、2007年放送の同じく木村拓哉主演の同枠ドラマ『華麗なる一族』でも、コラボ商品であった「華麗ぱん(カレーぱん)中辛」も2か月余りで2000万個以上を販売する大ヒットとなった。今回のきなこあげぱんは、どこまで売上げを伸ばしていくのだろうか。ドラマのストーリー同様気になるところである。

※画像は山崎製パン株式会社のホームページより。
(TechinsightJapan編集部 佐々木直まる)