エンタがビタミン

writer : naomaru

【エンタがビタミン♪】おぎやはぎの凱旋門賞中継に“芸人は必要?”との声。本人たちは「言ってる意味が分かるだけに辛い」。

世界最高峰の競馬レース「凱旋門賞」がテレビで生中継された。今年は、日本の名馬がついに頂点に立つのではと予想されていただけに関心が集まった。そして中継レポーターとして出演したお笑い芸人・おぎやはぎも、ある意味で注目されてしまったのだ。

渡仏する前から興奮していたお笑い芸人のおぎやはぎ。3日深夜放送の『JUNK おぎやはぎのメガネびいき』(TBSラジオ)でも、「凱旋門賞」について話していた。各メディアでも、今年こそ日本の馬が1着を取るのではないかと取り上げられていたのだ。しかし、日本から出場したオルフェーヴルは2年連続の2着、キズナは4着という結果に終わった。

落胆したおぎやはぎが帰国してみると、2人が苦笑いせざるを得ない状況になっていた。某スポーツ紙の競馬担当記者が、凱旋門賞の生中継に対して「中継に芸人はいるのだろうか?」、「競馬を侮辱している」とTwitterでつぶやき話題になっていたのである。

10日深夜放送の同ラジオ番組で、小木博明はその批判に対して「わかるな」と意外にも共感を口にした。矢作も「言ってる意味が分かるだけに辛い」と理解を示す。スポーツ番組を見ている時に、矢作自身も「(芸人は)出てくるなよ」と思うことがあるという。しかし矢作は、しっかりした中継が必要ならNHKがするべきで、そもそも自分たちをキャスティングしないと反論。さらに「テレビで馴染みの芸人が出演することで、競馬を知らない人も見てくれるから」と、自らをキャスティングし中継したフジテレビを擁護する発言も忘れなかった。

その後競馬担当記者は、Twitterで「芸人ではなく番組の作り方への疑問です。誤解を与えてしまって申し訳ありません」と謝罪している。当のおぎやはぎも「ちゃんとやらなかったことは反省する」と詫びていた。来年の「凱旋門賞」の中継はどうなるのだろうか。別の意味で注目が集まるだろう。
(TechinsightJapan編集部 佐々木直まる)