エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】“恋チュン”ダンスに大分市も参戦。さしこロードに踊るセイウチまで登場。

AKB48の楽曲『恋するフォーチュンクッキー』の振付けを踊る動画に大分市ver.が加わった。同曲でセンターを務める指原莉乃が観光大使を務めているだけに、“さしこ”がデザインされたバスやポスターが並んだ道路も登場する。観光名所やご当地アイドルから水族館のセイウチまで、いろいろな工夫が凝らされた楽しい作品だ。

YouTubeの『AKB48 Official Channel!』では『恋するフォーチュンクッキー(恋チュン)』をファンや団体が踊った様々なバージョンが公開されている。これまでには佐賀県や神奈川県、国立市バージョンなど行政が作成したものもあり、10月25日に大分市が新たに参戦した。

「大分市って何も無いって言われてるけど、そんなことないよね」という若草公園での女性2人の会話からスタートする動画は、大分駅と大分駅ぶんぶん号などを背景に市民が踊るシーンやご当地アイドルユニット・SPATIOも登場する。観光地だけにうみたまご・大分マリーンパレス水族館や高崎山自然動物園など名所も多く、大深度地熱温泉では湯けむり美人による入浴シーンまで披露されている。

やはりはずせないのが“さしこロード(と言われている地下道)”で、指原莉乃を起用した大分市の広報用ポスターがずらりと並んでいるところだ。他にも、たかもんガールズ★PEAKLやザビエルガールズ、大分市観光キャンペーンレディに大分高校書道部の部員などが楽しそうに踊る中で、圧巻は水族館うみたまごのセイウチと飼育員によるダンスだろう。エリアではうみたまごのCMでおなじみのセイウチたちだが、本当にリズムに合わせて動くから驚きだ。

エンディングは“さしこラッピングバス”が発進する場面で終わるのだが、指原莉乃本人は登場しないのに大分市のみなさんが“恋チュン”を踊る姿を彼女が見守っているように感じられて面白い。

“「どうせ大分市って何にも無いんでしょ?」と思っているアナタ! そんなことはありません! 温泉や自然、歴史など大分市自慢の観光・見どころスポットをバックに、「大分に“恋して”欲しい」と願う大分ラバーズの笑顔いっぱいのダンスをお届けします”という触れ込みどおりの作品に仕上がっている。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)