女優の北乃きい(22)がブログで、“孤独”について述べている。小学生だった彼女が、修学旅行のグループ分けで味わった辛い体験を告白。ブログ読者からの“学校行事の度に孤独と闘っている”というコメントに対し、自分の過去を振り返りエールを送っている。
10月30日のブログ『チイサナkieのモノガタリ』で北乃きいは、「ここで私の話を少しさせていただきます」と長文を綴っている。集団行動が苦手だった彼女が小学6年生で味わった辛い出来事である。
修学旅行での自由行動や宿泊先で同部屋となる“グループ分け”をすることとなった。担任の先生は「6人一組で自分達でメンバーを決めなさい」と指示を出したそうだ。だがどう考えても、1人余る計算だったという。北乃は直感的に、自分がその1人になると思ったのだろうか。「くじ引きにしてくれたらいいのになぁ」と、彼女は心の中でつぶやいていたそうだ。
案の定、どこのグループにも入れなかったのは北乃だった。すると先生は「誰か(北乃と)一緒に組んでくれる人いませんか?」とクラスの生徒に声をかけたが、みんな素知らぬ態度だったらしい。この時のクラスの空気が一番キツかったそうだ。誰からも反応が無かったため、彼女は先生と一緒に旅行先を回ることになったという。そして修学旅行の思い出となるスナップ写真は、どれも先生とのツーショットばかり。嫌ではなかったが、「なんか違う」と思っていたという北乃。このような出来事は学生時代にたくさんあったそうだ。
彼女は孤独について「自分を騙し騙しやっていくしかないんだよね。」と、ブログに綴っている。直視してしまうと耐えられなかったのだ。それぐらい、辛く苦しい毎日を過ごしていたのだろう。
彼女と同じ経験をしている読者からのコメントが、ブログに続々と入っている。華やかな芸能界で活躍している北乃が、自分と同じ悩みを抱えていた過去に驚いている声が多いのだ。彼女の「何かを失うことを恐れていない」という今の強い信念は、辛い実体験の積み重ねから得たものであろう。北乃のブログに“学校行事の度に孤独と闘っている”とコメントを寄せた若者にも、彼女の思いが届いていることを願っている。
※画像は、北乃きいオフィシャルブログ『チイサナkieのモノガタリ』のスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 みやび)