映画『グリーンマイル』(1999年)や『ダ・ヴィンチ・コード』(2006年)など、数々の素晴らしい映画に主演してきた米俳優トム・ハンクス(57)が、このほど人気番組に出演。ホストと楽しく会話する中で、実は2型糖尿病を患っていることを告白した。
俳優トム・ハンクスがこのほど米CBSの人気トーク番組『レイト・ショー・ウィズ・デイヴィッド・レターマン』に出演し、そこで思いもよらぬ病を患っていることを告白した。この日トムは、番組ホストを相手にいつもの陽気な口調でこのように語っている。
「医者にかかったとき、こんな風に言われたんだ。“あなたの血糖値は、36歳のころから高いんですよね?”って。」
その後医師はトムに向かって「これであなたも卒業ですね!」と発言、続けてこのような爆弾宣言でトムを驚かせたのだという。
「ああ、(高血糖値も)卒業しましたね! 今のあなたは2型糖尿病になっていますよ!」
医師はトムに対して「高校時代の体重に戻れば完全に健康になれます」と述べたというのだが、トムは「分かりました、頑張ります」と言うどころか、こんな風に切り返したそうだ。
「僕はこう言ったよ。“ならば今後も僕は2型糖尿病のままです。だって高校時代の体重になんてなれませんから”って。だって当時の体重はたったの96ポンド(約43.5キロ)だったから!」
これには番組ホストとオーディエンスも大爆笑、トムの素晴らしい話術のおかげで会場は大変な盛り上がりようであった。
かつては映画の役作りのために激太り、また激ヤセにもチャレンジしたトムなのだが、『CBSニュース』によると体重の急激な変動が2型糖尿病の原因につながる可能性もあるとのこと。しかし食生活に気を付け運動をするようにすれば、普通の生活を続けることは可能というから一安心だ。トムもすでに57歳、今後も多くの仕事が控えているが、どうかくれぐれも無理のないように過ごしていただきたい。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)