ヒルトンホテルの創業者一族の令嬢という立場でありながら、過去には元恋人と卑猥なセックステープを撮影。それを『1 Night in Paris』なるタイトルで販売されてしまったパリス・ヒルトン(32)は、今でもこの映像流出を「一生の恥」と感じ深く悩んでいるという。それを知らぬはずもないあるラジオDJの心無い発言に、パリスがムッ。ついには卑語を交えて暴言を放ち、それをそのままオンエアされてしまった。
このほどラジオ番組『Bob and the Showgram』の電話インタビューに応じたパリス・ヒルトンは、リル・ウェインをフィーチャーした“Good Time”なるシングル曲を宣伝すべくやる気満々。しかしパリスが音楽についてほんの少し話し終えた時点で、DJを務めるボブ(Bob Dumas)はこんな風に切り出したのだ。
「キム・カーダシアンをはじめ、多くの人たちがセックステープからスタートしたよね。君もそうだ。あんなことをしなきゃ良かったって思うことはある?」
一瞬絶句したパリスは、このように返答して逃げ切っている。
「(テープの発売に)私は全く関与していなかったわ。かなりイカれた男性と交際してしまったというだけのこと。」
ここで女性ホストが「彼女はヒルトン家の令嬢よ。あのテープが世に出る前から有名人だったわ」と助け船を出したが、パリスの怒りはおさまらなかったらしい。この後ほどなくして会話が終了し“オンエアも終わった”と思い込んだパリスは、こう本音をもらしてしまったのだ。
「あの男(=DJ)は、最低のクソ野郎。もう二度と番組には出ないから。」
しかしこれをしっかり聞いたボブは大爆笑。最後の最後までパリスをバカにした形でインタビューは終了した。ちなみにパリスが問題のテープを当時の恋人に撮影させたのは2000年のこと。それを今も話題にされ、パリスもさぞ悔しかったはずだ。今回ばかりはパリスの暴言を「ごもっとも」と多くの人々が容認、「なんて意地の悪いDJなんだ」と憤っている人も少なくない。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)