2004年に市場でも販売となってしまった、それは恥ずかしいパリス・ヒルトン(30)のセックス・テープ。このほどCNNの「ピアース・モーガン・トゥナイト」に母キャシー・ヒルトンさんと共に出演したパリスは、改めてそのことについての後悔の念を語った。
パリスとのセックス・テープを売り物にしたのは、オンライン・ギャンブルサイトを運営する億万長者のリック・サロモン。映像は『1 Night in Paris』というDVDになり、パリスはすっかり世間の笑い物になってしまった。ヒルトン家はもちろんサロモンを訴えたが、逆提訴され、あまりの悪条件に起訴を取り下げている。
モーガンに改めてその件について尋ねられると、「裏切られたという気持ちでいっぱいだったわ。だって彼は一夜限りのお相手じゃない、何年も付き合っていた男だったんだから。」とぶ然とした表情になったパリス。年月がいくら経とうとも、サロモンへの怒り、アダルトビデオ産業の容赦の無さ、あられもない姿を撮影したことへの後悔の念に満ちている様子だ。
「人の私を見る目が変わったわ。そういうタイプの女の子じゃないのに私は “尻軽女” だなんて誤解されている。当時本気で愛していた男との間で行われた、たった一度の過ちゆえによ。」
「この悔しさ、恥ずかしさは一生私を苦しめるはず。子供が生まれたら、その子たちにもきちんと説明しなければならないし。だってあれを消去することはもう敵わないんだから…。」
こう語る娘パリスの横に座る母キャシーさんはシクシク、ポロポロ頬を伝う涙をぬぐう。「ごめんねママ、大丈夫?」と母に手を添えるパリス。二人は少しの間抱き合い、モーガンにはそれ以上の言葉を返さなかった。
もっとも2007年には、大きなバスタブでバブルまみれになった体にシャワーをあてるという、入浴シーンを男に撮らせたビデオが流出している。過去の過ちを生かせないのか、忘れやすいのか、根に持つ性格なのか…。よく分からないパリス・ヒルトンである。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)