歌手カニエ・ウェスト（36）との不仲説が浮上する中、長女ノースちゃんを6月15日に出産したキム・カーダシアン（33）。それを機に家族愛に目覚めたカニエは再びキムにゾッコンに。今月21日のキムの誕生日には貸切りにした野球場でついに求婚、15カラットのダイヤの指輪をキムの指にはめ無事に婚約を成立させている。さてそんな2人の結婚が間もなくと報じられる中、今2人は“プレナップ”と呼ばれる婚前契約書の準備を大急ぎで進めているもようだ。

10月21日に婚約したばかりのカニエ・ウェストとキム・カーダシアンは、今まさに幸せの絶頂。間もなくと言われる挙式準備で楽しくも忙しい時期を過ごしているもようだが、これまでのキャリアで莫大な資産を築いてきた2人だけにお金の管理にはかなりシビアだ。今後万が一にも離婚になる可能性を踏まえ、2人はプレナップ（婚前契約書）を準備しそれにサインする予定だという。

ちなみにプレナップを準備するセレブは少なくはない。昨年末に結婚した『PLAYBOY』の発刊者ヒュー・ヘフナー（87）も20代の婚約者にプレナップを用意。「離婚した場合、またはもしヒューが死去した場合、妻は豪邸プレイボーイマンションから退去する」といった厳しい内容が含まれていたにもかかわらずサインさせ結婚している。このような契約を交わさず結婚した場合、いざ離婚となった場合に財産分割をめぐり長々と争う可能性もある。一部メディアの調べではキムの資産は40ミリオン・ドル（約39億円）。カニエの財産はなんと倍以上の90ミリオン・ドル（約88億円）というから、この莫大な財産をどう守っていくかは2人にとって最重要事項のひとつに違いない。

大人の2人は意外なほど堅実だ。「離婚になったら、おいくら頂ける？」、「そうだねぇ、君に渡すのはこれでどうだい？」などという会話に100年の恋も冷めてしまいそうな気もするが、プレナップの準備＆サインは賢いトップセレブには欠かせないものなのだ。
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）