脚本家の宮藤官九郎、俳優の皆川猿時、歌手の綾小路翔が『SMAP×SMAP』の“BISTRO SMAP”に登場した。宮藤が脚本を担当し、皆川も個性的な役どころを演じた朝ドラ『あまちゃん』について2人はそのウラ話を披露したが、それに一番敏感に反応したのは綾小路だった。紅白でのアノ事件以降、NHKに出演していない彼はひそかに復帰計画を立てていたという。
宮藤官九郎が、自ら演出を手掛ける舞台『高校中パニック!小激突!!』のキャストである皆川猿時や綾小路翔と共に、『SMAP×SMAP』の名物コーナー“BISTRO SMAP”に出演した。
大人気のうちに放送を終了したNHK連続テレビ小説『あまちゃん』の話題となり、脚本を担当した宮藤が「『あまちゃん』を書きながら、映画『中学生円山』と今回の舞台の制作を行っていた」ことを明かす。そのためいいアイデアを思いついてもどの作品に使えるものかわからなくなり、NHKの人から「分かってます? 朝ドラの打ち合わせですよ」と言われてしまったこともあったそうだ。
また皆川は『あまちゃん』撮影時には家族の反応がとても良かったそうで、撮影があることを告げると子供から「いいね~」と喜ばれたという。MCの中居正広に「これほどの現象になると思っていたか?」を問われた宮藤も、「想定外だった」と答えるなどその反響の大きさに驚いていた。
2人が『あまちゃん』話に花を咲かせる中、「NHK復帰はこれ(あまちゃん出演)しかないと思っていた」と打ち明けた綾小路。この大胆な復帰計画に宮藤と皆川は思わず苦笑し、中居は「出来ねぇっつーの」と鋭いツッコミを入れる。その後「みんな(紅白出演を)喜んでくれたんですけどね…」と綾小路は“DJ OZMA”名義で出演した2006年の紅白でのボディースーツ事件をしみじみと振り返った。
ナインティナインの岡村隆史もラジオ番組で何度も出演を熱望していたほど、「少しでいいから出てみたい」という芸能人の声も多かった『あまちゃん』。そんな中でも、綾小路が一番切実に出演を願っていたのかもしれない。
(TechinsightJapan編集部 TORA)