王子様も『トワイライト』シリーズの大ファンなのであろう。しかし女優クリステン・スチュワートに近づくチャンスなどほとんどない。偶然にも彼女の現れる場所に出向いたとあれば、なんとしてもお近づきにならなければ。お金のパワーと王子というステータスにものを言わせて…!?
現在カナダはトロントで行われている「トロント国際映画祭」。ここでこのほど、ハリケーン・サンディ復興支援のために昨年ニューヨークで開催されたコンサートの様子を捉えたドキュメンタリー映画、『12-12-12:The Concert for Sandy Relief』が上映された。
そのプロデューサーで「ミラマックス」社の創設者であるハーヴェイ・ワインスタイン氏(61)が、女優クリステン・スチュワートについての意外なエピソードを暴露し、人々をビックリさせた。
「そのコンサートにクリステンが来ていることを知った中東のとある国の王子が、主催者を捕まえては“私はクリステンとデートしてみたい。これでどうにか交渉してもらえないか”と大金をチラつかせて言うんですよ。」
「話はクリステン側に通されましたが、彼女は“いくらなら払えるの?”と徐々に値を釣り上げ、最終的には50万ドル(約5000万円)を現金で前払い、15分だけ談話という条件で手を打ったんです。」
たった15分の短い時間ではあったが、王子は大好きなクリステンと一緒にコンサートを楽しむことができて満足したのであろう。ぞろぞろとボディガードを引き連れて帰ったという。クリステンのおかげで大変な額がその復興支援募金に寄付されたと説明するワインスタイン氏。そのコンサートの収益は約30億円であったというから、クリステンはその60分の1を稼いだことになる。
人気者というステータスが役立つことを知っているハリウッドセレブたち。そして豊かすぎる資産を有意義でドリーミーなことに使いたい大富豪。チャリティ目的でこんな爽やかなデートの権利が売買されるのであれば、決して悪いことではないはずだ。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)