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writer : techinsight

【エンタがビタミン♪】笑福亭鶴瓶、場違いで赤面。LAで米コメディアンに笑われる。

9月21日に全国公開となった『怪盗グルーのミニオン危機一発』の公開初日舞台挨拶が東京・六本木で行われ、声の吹き替えを務めた笑福亭鶴瓶、芦田愛菜、中島美嘉、中井貴一らが登壇した。これまでこの映画を携えて、ロサンゼルスや気仙沼大島も訪れたキャスト陣。いよいよ初日を迎えたとあって、各地での思い出話も披露して会場を沸かせた。

これまでは個別にアフレコを行ったが、この日は7人ものキャストが集結した。初対面なのによく知っているような不思議な気持ちを抱きつつもどこか嬉しそうなキャストたち。グルーの最強の敵エル・マッチョ役を演じた中井貴一と、その息子役を務めた声優界のプリンス“マモ様”こと宮野真守も、この日が初対面。宮野が「中井貴一さんの息子になれるなんて」と感激すれば、中井は「愛菜ちゃんぐらいの年の息子だと思っていた」と30歳の宮野に意外そうに告白した。

本作で6月22日にユニバーサル・スタジオ・ハリウッドで開催されたLAプレミアに出席した笑福亭鶴瓶、中島美嘉、中井貴一は、そのイベントを振り返り、裏話を明かした。本作に登場する“ミニオン”のボディカラーのイエローを採用した“イエローカーペット”を歩くことになった3人。昼間なので少しラフな衣装ではあるものの、カーペットを歩くためスーツにネクタイを締めて参加した。だが、他の国から来た声優たちは皆、Tシャツに短パンという超ラフな格好で、完全に浮いてしまったという。鶴瓶と同じグルー役を務めている米コメディアンのスティーヴ・カレルから鶴瓶は「日本のコメディアンは、ネクタイを締めてまさにコメディアンタイプの人だったよ!」と笑われてしまったそうだ。

また9月8日に宮城県の気仙沼大島小学校体育館では特別試写会が行われた。島には50年以上も映画館がなく、全島民の1割という300名もの観客がこの試写会を楽しみにしていた。芦田愛菜は「皆、ミニオンがかわいくて面白いって喜んでくれた」と満足そうに笑顔で報告した。

笑福亭鶴瓶が「感動のラストなので、ファミリーなど一人でも多くの人に観ていただきたいです」と自信を持ってアピールした『怪盗グルーのミニオン危機一発』。本作は全米アニメ映画の公開オープニング5日間の興行収入で『トイ・ストーリー3』を抜き、歴代No1.記録を樹立している。
(TechinsightJapan編集部 関原りあん)