映画コメンテーターの有村昆(37)の妻であり、元日本テレビキャスターの丸岡いずみ(42)。かつて「奇跡の38歳」と呼ばれて大人気となったのは、『情報ライブ ミヤネ屋』内で宮根誠司(50)とのかけあいがきっかけだった。その後、丸岡はうつ病を発症し仕事を休むこととなったのだが、一方で宮根は「その原因が自分にあったのではないか」と悩んでいた時期があったという。
丸岡いずみは北海道文化放送の局アナを経て、日本テレビ報道局に中途入社。2008年春から『情報ライブ ミヤネ屋』のニュースコーナーでキャスターを担当、日本テレビの報道フロアから生中継された。ニュースが終わると大阪のスタジオにいる宮根誠司が、プライベートな質問などをぶつけるも丸岡はさらりと受け流す。このやり取りと彼女の美しさが評判となり、当時は「奇跡の38歳」と呼ばれて大ブレイクを果たした。その勢いに乗り2010年3月、夕方の報道番組『news every.』のキャスターに抜擢された丸岡だったが、翌年8月に体調を崩して降板。実家がある徳島県に戻り、うつ病の治療に専念した。
その可愛らしさから局アナ時代、アイドル扱いされる存在であった丸岡いずみ。だが現場に足を運んで取材できる立場の仕事がしたいと上京し、日本テレビにて念願の報道局勤務となったのである。
9月19日放送の『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)で宮根誠司はゲストとして招いた丸岡いずみに向かい、「今だから言いますけど」と話し出した。宮根が丸岡に対してニュースと関係ない私的な質問などでやり取りを重ねた結果、局アナ時代と同じように彼女の顔立ちの美しさに注目が集まるようになってしまったのだ。そして丸岡が仕事を休むことを聞いたとき、宮根は「自分のせいで丸岡さんの人生を変えてしまったのではないか」と相当落ち込んだという。
この日の生放送では初めて、宮根の横に立つこととなった丸岡。彼女は闘病中、宮根からのメールに本当に励まされたことを明かした。「俺の言えることは少ないけど、丸岡さんの腕があったらこれからだって大丈夫だから」と決して返事を求めない宮根の文面には、彼女の病気を理解したうえでの心遣いがうかがえる。
丸岡いずみのうつ病体験記『仕事休んでうつ地獄に行ってきた』は、精神科医などの専門家ではなく彼女の実体験が書かれている。特に患者を抱える家族や友人、そして恋人に読んでもらい、病気の理解を深めて欲しいとのことだ。
(TechinsightJapan編集部 みやび)