熊本県のゆるキャラ・くまモンが書道家の武田双雲さんと書道でコラボした。武田さんがブログで「くまモンと、1日書道で戯れました」と公開した写真には、彼の手ほどきを受けてくまモンが本格的に毛筆に挑戦する姿があった。

9月5日に武田さんが『武田双雲（souuntakeda）　ツイッター』で「これから、くまモンとコラボレーション」とつぶやいている。この日は会議室のようなところで、くまモンに書道を教えたようだ。

その様子を翌日の『書道家・武田双雲　公式ブログ「書の力」』で、“くまモンと書道”と題して「くまモンと、1日書道で戯れました」と報告している。数枚掲載された写真には、くまモンが太めの毛筆を手に真剣に机に向かう姿もあり「書く前の激しいイメトレ（笑）」とコメントがあった。

武田さんは「海」の文字を含む言葉を書いたようだが、くまモンの文字は上の部分しか写っていない。ツイッターでは「くまモンと、何を書いたかは内緒。いずれ公開」とつぶやいており、後日何らかの形で披露されるようだ。ちなみにくまモンの腕前については、「くまモン、書道上手だったよ」とのことだ。

『ゆるキャラグランプリ2011』で王者となったくまモンは翌年のエントリーを辞退しており、世間では「ゆるキャラ殿堂入り」と見られている。今では非公認ゆるキャラのふなっしーがブレイクしてメディアを賑わせているが、くまモンも各方面での活動に忙しい。

11月には熊本県知事がくまモンと米国に渡り、ハーバード大で「くまモンの政治経済学」をテーマに講演する予定だ。日本のゆるキャラは海外でも話題となっているが、くまモンが海外で活躍することでますますゆるキャラの人気も広がりそうだ。
（TechinsightJapan編集部　真紀和泉）