今年90日間のリハビリ施設生活を終え、無事に仕事にも復帰することができた女優リンジー・ローハン（27）。この調子で頑張ってほしいところだが、そんなリンジーにとって母ディナ・ローハン（51）の存在は今後ますます重荷になってしまいそうだ。

先日、酒気帯び運転及びスピード違反で逮捕されてしまったディナ・ローハン。数日中には出廷が控えており今は断酒中とみられているが、ディナにはアルコール以外にも大きな問題があった。これまでも長女リンジー・ローハンを悩ませてきた、金銭問題である。

実はこのほど、JPモルガン・チェース銀行がディナに対する訴訟に動いたばかり。その原因は“ディナが住宅ローンに関する取り決めに従っていないこと”、つまりローンの支払いが滞っているためである。利子、税金、保険料、水道料金などの支払いについても決まりを守っていないといい、今のディナは経済的に苦しい状況のようだ。

過去にも、リンジー・ローハンは「母が自宅を失わずにいられるように」と大金を渡し、その返済をめぐりディナと喧嘩になったことがある。できれば親の金銭問題には関与したくないはずだが、仕事が軌道に乗り始めているリンジーはこの先ドキュメンタリーシリーズの撮影、放映などにより億単位のギャラをゲットする身。今のディナが頼れるのは、やはり“一家の稼ぎ頭”リンジーであろうか。

ちなみにディナ・ローハンの自宅は1.3ミリオン・ドル、日本円にして1億円以上の家屋だという。そんな自慢の豪邸も銀行との話し合いが決裂した場合、オークションによって売却されることになる。本来であれば「あなたは何も心配せず自分の仕事に集中しなさい」とリンジーに言うべき立場のディナだが、このままではリンジーが稼ぐお金の多くがディナのところに渡るだろう。

まだ51歳の若い母を“養う”という重圧。これが再びリンジーの心をかき乱す原因にならないことを願いたい。
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）