エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】藤圭子さんが音楽番組で踊ったステップ。デビュー前の宇多田ヒカルが教えていた。

亡くなった藤圭子さんが、かつて音楽番組『THE夜もヒッパレ』に出演した時の思い出をMCを務めていた中山秀征が語った。藤さんはDREAMS COME TRUEの“サンキュ.”や安室奈美恵の“SWEET 19 BLUES”を歌っており、安室の楽曲では軽快なステップも披露していた。中山が誰かに教わったのかと尋ねたところ、「娘です」と嬉しそうに答えたという。

8月22日にマンションから転落して死亡した歌手の藤圭子さんについて9月1日の『シューイチ』で取り上げた際に、タレントの中山秀征が共演した思い出を語った。

彼がMCを務めた『THE夜もヒッパレ』(2002年9月に放送終了)に藤圭子さんが出演した時のVTRが紹介され、1995年の4月にはDREAMS COME TRUEの“サンキュ.”を披露した。藤さんはトークする中で「家で練習していたら主人と子どもが『(吉田美和に)似ているね』って言ってくれた」と話している。娘の宇多田ヒカル(1983年1月生まれ)が12歳の時だ。

また、1996年9月に藤さんが出演した際には「誰も見たことのない顔 誰かに見せるかもしれない」という歌詞を歌っている。VTRではメロディーがよく聞き取れないが、安室奈美恵の“SWEET 19 BLUES”を歌っているようだ。スラックスにハイヒール姿の藤さんは軽快なステップでダンスも見せていた。

中山は「この時は、スタジオにデビュー前の宇多田ヒカルさんも来ていた」と当時を振り返る。彼女のステップに感心した彼は藤さんに「誰かに教わったのですか?」と尋ねたところ、「娘です」と答えたそうだ。今となって、中山はその時のことを「明るい音楽一家なんだなという印象だった」と思い出すと、「(母娘で)歌声も似ているんだよね」と感慨深げだった。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)