エンタがビタミン

writer : miyabi

【エンタがビタミン♪】グッチ裕三がレクチャー。「結婚式に相応しくない洋楽を、BGMに選んでませんか?」

結婚披露宴でシーン別に流されるBGM。選曲に頭を悩ませているカップルにぜひ参考にして頂きたいのが、生活情報番組『あさイチ』で紹介された“名曲揃い!?結婚式に使われる曲特集”である。洋楽のヒット曲を選ぶ方も多いと思われるが、実は結婚式に相応しくないのでは?という歌詞もあるのだ。

9月27日放送の『あさイチ』(NHK総合)の“特選!エンタ”のコーナーではナビゲーターにグッチ裕三を迎え、結婚式でよく使われる人気洋楽の中から「ちょっと場違いかも?」、そして「本当にオススメの曲」が紹介された。

まず“とりかえしがつかないで賞”としてあげられたのが、『アメイジング・グレイス』。グッチ裕三は「アメリカでは葬式用です」と説明する。素晴らしい曲だが、日本で言ったら「お経をかけているようなもの」とのことだ。

次は“いいわけのしようがないで賞”として、『トーン』(ナタリー・インブルーリア)。単語“Torn”はズタズタに引き裂くとも訳され、歌詞の内容は愛する人から傷付けられ裏切られて、悲しみに打ちひしがれている状況が書かれている。確かに永遠の愛を誓い合った2人には、そぐわない内容である。

最後は“それはないで賞”。CMにも使用されたセリーヌ・ディオンが歌う『トゥ・ラヴ・ユー・モア』である。歌詞は忘れられない別れた恋人に向けて、愛執の念が断ち切れない想いを切々に訴えるものだ。「昔のように」「もう一度」という言葉のオンパレードで、グッチ曰く「未練タラタラの歌」らしい。

ならばグッチが今イチ押しの洋楽に選んだのは、シェネルがカバーしたバージョンの『ベイビー・アイラブユー』。「やっと“オンリーワン”のあなたに会えた」との歌詞はまさに結婚式にピッタリ、最高の曲だという。

たとえ歌詞が結婚式に相応しくなくても、「私たちの思い出の曲だから」と自ら選曲するカップルもいるだろう。しかし友人らがお祝いの曲として新郎新婦のために選ぶ機会があるのなら、歌詞の内容もよく吟味する必要がありそうだ。
(TechinsightJapan編集部 みやび)