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黒竜江省ハルビン市で、マムシ酒を飲もうとした女性が酒に漬かっていたマムシに咬まれる事件が起きた。幸いなことに女性はすぐに病院へ運ばれ治療を受けており、命に別状はないということだ。
『中國時報』が報じたところでは、女性はリウマチの症状を和らげるために自分でマムシ酒を作って飲んでいたという。今年6月初め、女性は山林で働く友人に頼んでマムシを捕まえてきてもらい、生きたままのマムシをガラス瓶に入れて酒に漬け薬酒を作った。紙で栓をして、毎日瓶の下部にあるコックから薬酒を注ぎ飲んでいたそうだ。
9月3日、酒が残り少なくなったので注ぎ足そうと、女性は箸を使ってマムシを動かした。すると3か月近く酒に漬かっていたマムシが瓶から飛び出し、右手に咬みついたのだ。腕を振ってマムシを振り落としたが、騒ぎを聞きつけた家族がマムシを捕まえ、女性を病院へ運んだ。
有識者によれば、酒に漬けられたマムシは冬眠状態になっていたのではないかという。瓶は密封されておらず空気が入り込む余地があり、酒も容器いっぱいに入れられていたわけではなかった。この場合、ヘビは代謝を最低限に抑えてエネルギーを節約し、生命活動を維持することができるそうだ。中国では、これまでにも何件か酒に漬けた毒ヘビに咬まれる事件が報告されている。
(TechinsightJapan編集部 片倉愛)