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同じ人物によるラジオ全国番組として最長寿の『永六輔の誰かとどこかで』が、2013年9月27日をもって放送終了することが分かった。1967年1月2日から放送開始した同番組は、46年の歴史にピリオドを打つことになる。29日の放送で永六輔本人が、その理由を明かした。
29日に放送された『永六輔の誰かとどこかで』で、パーソナリティの永六輔本人が同番組の終了を発表した。
1967年から放送を開始し、46年の歴史がある同番組。2010年11月には、乗車中のタクシーが事故を起こし入院手術した際にも、永六輔は病室から休まず収録に参加していた。しかし以前より患っていたパーキンソン病のためか呂律が回らなくなってきたこともあり、最近では「頑張るのがストレスになっていた」と放送を休むに至った経緯を明かした。
これまで同じ病気と闘うリスナーのためにも頑張ろうと継続してきたが、医師と相談した結果、続けていくことのストレスを考えて「一旦休み」という決断をしたのだという。
かねてから同番組のリスナーだと明かしてきたタレントの大竹まことは、同日放送の『大竹まこと ゴールデンラジオ』(文化放送)で、「失礼ながら」と断ったうえで、「永六輔(の話し声)は、音になった」と表現。「独特の舌足らずの声(=音)を聴きたかった」と終了を惜しんでいた。
なお毎週土曜日に出演している、『土曜ワイドラジオTOKYO 永六輔その新世界』(TBSラジオ)は続けていくとのことだ。
(TechinsightJapan編集部 佐々木直まる)