エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】マツコもビックリ! ビキニ姿で生活する水沢アキの「来年還暦ですよ」発言。

女優やタレントとして活躍する水沢アキが、バラエティ番組『アウト×デラックス』に出演した。「落ちているものを拾ってしまう女優」として紹介された彼女は、果たして“アウトな人”なのか。その暮らしぶりを聞いてMCの矢部浩之やマツコ・デラックスも感心したり呆れたりと、複雑な表情を見せていた。

水沢アキは女優や歌手として活躍しながら、篠山紀信氏の撮影によるグラビア写真シリーズ『激写』で眩しいばかりの豊満ヌードを見せて話題になったこともある。最近は以前ほどその名を耳にしなかったが、2011年の映画『やさしい手』では風俗店で働く女性を演じてヌードを披露しているのだ。

そんな彼女が8月15日の『アウト×デラックス』に登場して、「年齢制限があるのか、この年になるとポケットティッシュももらえない」と街中でティッシュ配りのアルバイトが自分には渡してくれないことを嘆いた。しかし、ティシュをもらった若者たちがすぐにそれを捨てるので拾っているという。

「もったいないという心理から落ちている物を拾う」という水沢アキは、ゴミとして捨てられた子供服もしっかりチェックして拾っているそうだ。「これを1回洗って、あの人にあげようかな」と綺麗にしてプレゼントすることを思うと楽しくてしょうがないらしい。

彼女はそうした行動について「捨てた人にとってゴミでも、宝だと思う人が世の中にはきっといる。その人をさがして差し上げるのがとても楽しみ」だと語る。プレゼントするために梱包する段ボールや紙袋もたくさん用意しているというから、“ゴミ”という感覚ではないようだ。

それだけではない。自宅では基本的にビキニを着て生活しているとの情報が入ると、彼女は否定するどころか「それは、オゾン層を破壊したくないからです」と笑いながら理由を説明した。オゾン層の破壊につながるとされるフロンガスを出さないために、「クーラーの無い生活をやろうと思いついて」ビキニを着ているという。

水沢はそう語りながら「お掃除をするのもビキニで快適。波の音のCDをかけると、もうそこは南の島!」とハイテンションだった。マツコが「宅配便の人とか来たらムラムラしちゃうんじゃない?」と心配したが、彼女は笑いながら「私、来年、還暦ですよ!」と明かして驚かせたのだ。今年の12月5日で59歳になるので、来年は還暦を迎えることになる。

ゴミの話に戻ると、都内では古着を回収する行政区が限られており、そのひとつの杉並区に引っ越したほど本格的だ。「杉並区は古紙も回収するのよ!」と彼女はそうした情報を常に調べているのだ。「ゴミの講演をやらせたら、私はたぶん一番うまいと思う」と自信を見せていた。

その徹底振りは本物だ。外出先で洗面所のペーパータオルを使うと、捨てずにたたんでバッグにしまい持ち帰る。「帰った頃には乾いているので、床などを掃除するのに使い、3~4回使ってから最後に玄関を拭いて捨てる」というほどだ。

そうした彼女の考えを娘さんも理解しており、古着を2人でシェアして使っている。この日も『アウト×デラックス』のスタジオに白いビキニが飾ってあるのを見つけた水沢は、「これちょうどいいわね」と自分の体にあてて見せると「次に出演する時にはビキニを着てくる」という条件で持ち帰った。

矢部からは「アウトー!」と親指を立てられたが、リサイクルや温暖化対策をこれほど楽しく話せる者はそうはいないだろう。『激写』の頃から変わらぬ明るさでそれを実践する水沢アキは、今の日本に必要なキャラクターなのかもしれない。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)