昨年9月から活動拠点を福岡に移した、お笑いトリオ・我が家の杉山裕之。当初はいきなりレギュラー番組が3本決まるなど、順調な滑り出しだった。しかし今年の6月で全てのレギュラー番組が消滅し、杉山は芸人として窮地に立たされている。そんな中、マネージャーの心配をよそに彼は毎晩浴びるように酒を飲んでは、周囲に迷惑をかけているようだ。

8月6日放送の『ロンドンハーツ』“有吉先生のタレント進路相談・夏の補習SP”（テレビ朝日系）に、我が家の杉山が出演した。彼は二回目の登場である。最初の回は昨年の8月、まだ福岡行きが公になっていない時期であった。この年の春に我が家としてレギュラーだったお昼の番組を坪倉由幸だけを残し、杉山と谷田部俊の2人が卒業させられていた。この屈辱的な扱いに対しても自分の非を認めず、「自分のキャラと番組が合わなかっただけ」と答えた杉山。有吉弘行から「周りのアドバイスを素直に聞き、番組の色に合わせた仕事ができるように努力するべき」と強い口調でアドバイスされていたのだが、福岡ではどうだったのだろうか。

杉山の自信家でプライドの高い態度は、変わらなかったようだ。福岡でレギュラー番組が無くなってしまった原因についても、「自分に落ち度は無い」、「全力で仕事をした」と杉山はマネージャーに訴える。たとえば“食事をするロケでの食べ方が汚い”という指摘にも、（汚い場面は）「オンエアで使わなきゃ良いんだよ」とあくまでも強気なのである。

また福岡在住である杉山と同じ事務所の先輩・後輩芸人らは、彼の酒癖の悪さを明かした。特に困っているのは、内輪だけでなく他の事務所の先輩芸人に対しても、酒が入ると無礼な行いをすることらしい。今年の2月には福岡で人気が高い博多華丸がいる酒の席に、杉山も誘われたことがあった。皆で一緒に行ったカラオケで、杉山は華丸が歌おうとした曲をことごとく途中で消すといったボケを何度も行ったという。事務所に関係なく、どこの後輩に対しても優しいと評判の華丸。だがさすがの彼も、この行為には怒ってしまい「しばらく杉山とは飲みたくない」と憮然としたそうだ。

今回の『ロンドンハーツ』放送終了後、我が家の坪倉がツイッターで「あの人ね、お酒飲まないとこんなカワイイ顔するのよ」とつぶやき、笑顔の杉山の写真を掲載した。それに対してすぐに華丸から、「これからは 『飲ませね～よ！』でいじりましょう」とのリツイートが。なんと器が大きい先輩であろうか。今回こそ杉山が断酒を実行しなければ、周囲からの信頼を本当に失いかねないと肝に銘じて欲しいものだ。
（TechinsightJapan編集部　みやび）