先日、突然の体調不良で治療を受けたと言われている歌手クリス・ブラウン(24)。そんなクリスがカナダで開催を予定していたコンサートをキャンセルし、改めてその体調を心配する声があがっている。
ロサンゼルスの「Record Plant」というスタジオにて、ニューアルバムのレコーディングに精を出していた人気歌手のクリス・ブラウン。ところが9日午前1時すぎ、クリスが突然倒れ「けいれん発作を起こした」という報道があった。これを受けてクリスの代理人はこの体調不良を「ストレスのため」などと発表しメディアを驚かせていた。
また、クリスは過去に無免許運転で当て逃げ事故を起こしたとして、1000時間の社会奉仕活動を命じられたばかり。体調不良に次ぐバッドニュースに本人も参ったのか、このほどついにはカナダで予定していた4つのコンサートをキャンセルする事態になってしまった。その理由は「個人的な問題と体調不良」とのことだが、クリスの生パフォーマンスを楽しみにしていたファンはガッカリしている。
このキャンセルについては「クリス本人も大変残念に思っている」と代理人は語っているが、実は内心ホッとしている可能性もありそうだ。というのもこのコンサートには批判も噴出しており、なかでも開催地のひとつに決まっていたハリファックスでは「DV事件を起こした歌手をサポートするだなんて!」という怒りの声が多く上がっていたとのこと。中には「ボイコットしよう」という人々もいたというから、クリスも少なからず悩んでいたのかもしれない。
ちなみにクリスがリアーナ(25)に対するDV事件を起こしたのは2009年のこと。しかし今もなお事件が尾を引き、クリスのイメージはなかなか良くならない。最近では近い将来に引退することを匂わすなどしているクリスだけに、今後の進退につき熟考を重ねているところなのではないだろうか。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)