すでにゲイであることをカミングアウト済みの米CNNアンカーのアンダーソン・クーパー(46)。そんな彼に憧れ、ついには自宅にまでやってきたというストーカー男の主張が明らかになった。
「僕はゲイです。これまでもずっとそうだったし、今後も変わることはありません。ですが僕は最高に幸せだし、誇りに思っています。」
友人にこのようなメールを送り、その公開を許可することでゲイをカミングアウトしたアンダーソン・クーパー。そんな彼を想うばかり、執拗なストーカー行為を続ける迷惑な男がいた。その男の名はアレックス・ハウスナー(Alex Hausner、40)。かつて精神を病んでいたという自称“ゲイ”のハウスナーは、先月自身の逮捕に至った際、刑事にこう話したという。
「俺はアンダーソンに恋をしている。彼は危険な目になんて遭っていないさ。」
「お互いに夢中になっているんだ。」
ハウスナーは「アンダーソンの恋人が俺に邪魔されまいと容疑をデッチ上げている!」などと主張。アンダーソンの自宅にまで押しかけた際には、フロントドアを蹴りながら「俺を侮辱するんじゃない!」、「お前なんかボコボコにしてやるからな」などと喚いたという。さらにハウスナーは、2007年に通りでアンダーソンとすれ違ったと言い、「君ってホットだな」とアンダーソンに言われたと語っているらしい。
ハウスナーがアンダーソンの恋人を脅す様子はしっかりとビデオにおさめられており、逮捕の前日にはアンダーソンに電話をかけたことも判明している。これら一連の出来事から判断し、判事は早速ハウスナーの精神鑑定を命じた。トンデモないストーカー男に悩まされたアンダーソンだが、その身に危害が加えられなかったことは不幸中の幸いであった。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)