イケメンでクールと評判の米人気ジャーナリスト、アンダーソン・クーパー（45）が、ゲイであることを公表した。

TVなどで大活躍するジャーナリストでCNNのアンカーも務めるアンダーソン・クーパーが、友人に宛てたメールの公開に同意。その内容が自身の同性愛を認めるものであったことから、全米で大きな話題となっている。

アンダーソンがメールを送信した相手は、20年以上も友人関係にあるアンドリュー・サリバン氏。サイト『Daily Beast』のライターである同氏も同性愛者であることを公言しており、アンダーソンの同意を得て以下の内容を含むメールをサイト上で公開するに至っている。

「ジャーナリストは自分の仕事に誠実で、公平な立場にあることを示すべき。それさえできていれば私生活は問題にならないとこれまで信じてきました。ですが長い間、私生活の特定の事柄について沈黙を保ってきたため、“アンダーソンが何かを隠している”という誤った印象を人々に与えてしまったのです。」
「事実はこう。僕はゲイです。これまでもずっとそうだったし、今後も変わることはありません。ですが僕は最高に幸せだし、誇りに思っています。」
「この仕事についた当初から、僕はメディアの中で同性愛者をフェアに表現するようにと尽力してきました。同時に、同性愛者には賛同できないとする人々のこともフェアに、そして正確に表現するよう努めてきたのです。」

エール大学卒の秀才。仕事もでき、見た目もこの通り素敵なアンダーソンだけに女性ファンはガッカリ…と言いたいところだが、実は彼が同性愛者である“憶測”はこれまでも多数メディアに報じられてきたのだ。タブロイドに「恋人男性と養子を迎える検討に入った」と書かれたこともあるアンダーソンは、コソコソ隠れることなく恋人と頻繁に外出、ジムで共に過ごす姿なども頻繁にキャッチされている。ようやく本人が「その通り」と認めたことはゲイ・コミュニティに大歓迎されているといい、人気TVホストで女優との同性婚が話題となったエレン・デジェネレス（54）も早速「あなたのことを誇りに思うわ」などとツイートしている。
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）