「何度観ても速くて分からない！」と一体何回発言したのだろうか？　具志堅用高が宣伝隊長を務める、映画『アイアン・フィスト』の公開記念イベントが7月31日、東京都・港区で行われた。最強の刺客として俳優・草刈正雄を父親にもつダンサーの“紅蘭”が登壇し、具志堅ワールド全開の爆笑PR会見となった。

冒頭の挨拶から『アイアンマン』と映画のタイトルを間違え、「アクションのスピードが速すぎて分からなかった」、「お薦めのシーンは分からない。俺には説明できない」と宣伝隊長らしからぬ発言の連続に会場を爆笑の渦に巻き込んだ具志堅。

一方、ルーシー・リュー扮するキャラクター“マダム・ブロッサム”を彷彿とさせる深いスリットの衣装、上げ底で15cmはある高いヒールを履き、劇中に登場するという女性8人を引き連れて現れた紅蘭も具志堅に負けず劣らずの天然キャラ。具志堅が「スピードが速すぎて分からなかった」と言うのに対し、紅蘭は「スピードが速かったのは全然観ていない」と真逆のコメントを繰り出した。

マダム・ブロッサムが女主人としてきりもりする娼館について紅蘭が説明を始めると、「俺ならすぐ入ってすぐ騙されるね」とまたもや具志堅らしい発言。騙された経験はあるのかとの問いには「あるある。女性の方がうまいんだよね。最初は分からない。後で段々と損したと分かるんだよね。（アルコール代として）最終的には25万くらい払った」とリアルな金額が飛び出し、具志堅のプライベートにも会場は大いに湧いた。

クエンティン・タランティーノプレゼンツ、そしてヒップホップ・アーティストのRZAが監督・原作・脚本・音楽・出演の一人5役で作り上げた超規格外の“極彩カンフー活劇”。スピード感あふれるアクションや、ラッセル・クロウ、ルーシー・リュウの共演も見どころだ。

8月3日（土）、渋谷シネクイントほか全国ロードショー。
『アイアン・フィスト』オフィシャルサイト　http://ironfists.jp/
（TechinsightJapan編集部　うめ智子）