イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-yokote2

【イタすぎるセレブ達・番外編】『ロー&オーダー』のベテラン刑事“ジョー”、俳優デニス・ファリーナが死去。

海外人気TVドラマシリーズ、『ロー&オーダー』のベテラン刑事役で知られる俳優のデニス・ファリーナが、このほど「肺血栓塞栓症」を発症したことにより予期せず他界した。

米人気ドラマシリーズ『ロー&オーダー(Law & Order)』の“ジョー・フォンタナ刑事”ほか、数々のサスペンスクライム作品で活躍してきた俳優のデニス・ファリーナが、米国の22日にアリゾナ州スコッツデールでエコノミークラス症候群の異名をとる「肺血栓塞栓症」を起こし、69歳で亡くなった。

1970年に結婚し、1980年に離婚したパトリシアさんとの間になした3人の息子、および孫(男児4人、女児2人)がファリーナの最期を看取ったという。また芸能情報サイト『TMZ』は、そこに35年にもわたりファリーナと事実婚の関係にあったマリアン・ケイヒルさんの姿もあったことを伝えている。

ファリーナはイリノイ州シカゴの出身で3年間軍人生活を経験し、1967年から1985年まではシカゴ市警に18年間勤務。その経歴を生かし、1981年に『ザ・クラッカー/真夜中のアウトロー』でアドバイザーを務めるとともに役者としてデビュー。その後『クライム・ストーリー』、『ミッドナイト・ラン』、『アウト・オブ・サイト』、『プライベート・ライアン』、『スナッチ』など数々のヒット作品に出演した。しかし2008年にはロサンゼルス国際空港のセキュリティチェックでかばんの中から弾丸入りの拳銃が発見され、逮捕されたことも。さらにその拳銃が州に未登録、つまり銃刀法に触れるものであったことも大きな話題になってしまった。

ファリーナが出演し、今年後半に公開が予定されていた映画作品は『Lucky Stiff』、『Authors Anonymous』の2つ。後者はクランクアップしたものの前者はまだ製作の真っ最中とのことで、彼の急逝が撮影に影響を及ぼす可能性も。突然のさぞや無念の死であったに違いないが、ファリーナの安らかなる眠りに祈りを捧げたい。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)