7月6日に放送された日本テレビ開局60年特別番組『THE MUSIC DAY 音楽のちから』の企画で、関ジャニ∞の渋谷すばるがシャ乱Qのつんく♂と沢田研二のヒット曲「ス・ト・リ・ッ・パ・ー」をコラボした。生放送終了後に、つんく♂が自身のブログで渋谷との共演について「楽しかったぜ！」と報告しており、改めて彼の歌を絶賛している。

『THE MUSIC DAY 音楽のちから』は後半部から特別コーナー「うたうで！おどるで！THEカヴァ☆コラTV」に突入して、スペシャルMCを務める関ジャニ∞と様々な芸能人が『思い出に残る歌』をコラボしていった。

その中で“ジュリー”こと沢田研二の「ス・ト・リ・ッ・パ・ー」を“つんく♂×渋谷”コンビで熱唱した。エレキギターを弾きながら歌い始めたつんく♂は、ジュリーの活躍をリアルタイムで知るだけに歌い方も意識していたようだ。一方でつんく♂に続けて歌い出した渋谷すばるは、関ジャニ∞のメインボーカルの本領を発揮してパワフルに歌い上げた。

活動を再開したシャ乱Qとして音楽番組に出演しているつんく♂だが、別番組で「のどを痛めていた」と話しており2007年に明かした喉の病気の影響が残っているようだ。それでもこの日は彼ならではの「ス・ト・リ・ッ・パ・ー」を聞かせてくれた。しかし渋谷の迫力ある歌声は、それを圧倒していたと言えるだろう。

2人は歌を楽しんでおり、渋谷がつんく♂の肩に手をかけるほど息が合っていた。歌い終えるとつんく♂は「声量がすごいね！」と渋谷のボーカルを絶賛し、またやれたらいいなと2人で意気投合していたのだ。

共演が終わったその日の夜に、つんく♂はブログ『つんブロ♂芸能コース』で2人のコラボに触れている。「まさに渋谷すばる×つんく♂＝ジュリー！って感じで、楽しかったぜ！」というのは彼の正直な気持ちだろう。

そしてここでも「しかし、すばる、歌うまいね」と渋谷のボーカルを高く評価しているのだ。シャ乱Qのボーカルとしてだけでなく、モーニング娘。をはじめとするハロプロアイドルを育ててきた彼にとって、男性アイドルの実力を目の当たりにして感じるところがあったのではないか。
（TechinsightJapan編集部　真紀和泉）