エンタがビタミン

writer : naomaru

【エンタがビタミン♪・番外編】しずちゃん専属トレーナーが相方・山里に見せた優しさ。「大事な時間を奪って…」。

南海キャンディーズの“しずちゃん”こと山崎静代のボクシング専属トレーナーで、今月23日に悪性黒色腫のため亡くなった梅津正彦さん。その梅津さんについて、しずちゃんの相方である山里亮太がラジオ番組で語った。山里は、自分たちだけが知る奇妙な三角関係について明かしている。

30日放送の『たまむすび』(TBSラジオ)でのこと。南海キャンディーズ・山里亮太は、相方しずちゃんの専属トレーナーで23日に亡くなった梅津正彦さんについて語った。

梅津さんとしずちゃんは、どうしてこんなにも強い絆の師弟関係になったのかということについて、山里はしずちゃんが本気で怒られたことがなかったからではないかと推測する。芸人の世界でしずちゃんは“女性”ということもあり、また彼女のキャラクターからして真剣に怒られることがないという。だが梅津さんは、しずちゃんをひとりのボクサーとして扱い本気で怒っていたそうだ。

また時に心が折れてしまったしずちゃんに、梅津さんはいつでも漫才の相方としてしずちゃんを待ち続けている山里を引き合いに出し、「そんな山ちゃんに甘えているのか」と発破をかけることもあったらしい。

一方で、山里に会うと必ず「南海キャンディーズの大事な時間を奪っちゃってすみません」と声を掛けてくれたという。

しずちゃんが通夜の弔辞で「一生のうちにこんなにも深い絆でつながれた出会いはもうないと思います」と読んだことに関して、山里は自分との絆も感じて欲しかったらしく、「俺、相方だよ」と寂しそうに零した。

これまでもボクシングに傾倒していくしずちゃんに対して、山里はラジオ等で「一緒に漫才をやりたい」とたびたび口にしてきた。しかし、すでにリオ五輪に向けて練習を始めているしずちゃんである。コンビで漫才を披露する日はまだ先のようだ。
(TechinsightJapan編集部 佐々木直まる)