“こじるり”ことタレントの小島瑠璃子（19）をテレビ番組『ナカイの窓』初めて知り、MCとしての達者ぶりに驚いた視聴者が少なくなかったようだ。女性アイドルグループ全盛の中、活躍する場に恵まれなかった小島がいよいよブレイクする予感である。

テレビ番組『ナカイの窓』（日本テレビ系）では、MCの中居正広（SMAP）をサポートするゲストMCに中堅のお笑い芸人らが務めることが多い。7月17日放送のテーマは“中居世代”ということで、40歳前後の芸能人が集い幼い頃に流行っていた遊びや趣味などの話に花を咲かせていた。ここに平成5年生まれの小島がゲストMCを担うことによって、世代間のギャップで生じる面白さが伝わってきたのだ。

出演者はケンドーコバヤシや土田晃之、友近など名うてのお笑い芸人ばかり。この日の中居も話の合う同年代の芸能人らとの会話を、心から楽しんでいた。その中で小島はテキパキと進行をしながらも決してでしゃばらず、素晴らしいMCぶりを発揮。番組の放送中からツイッター上では、「若いのにしっかりしているな」、「まだ19歳なのに仕切りが達者で驚く」などのつぶやきが多く見られた。

今年4月から同局の『ヒルナンデス！』の水曜レギュラーに、小森純からバトンタッチされた小島。この曜日のレギュラーでは唯一の女性であるが、経歴の浅さが心配されていた。だが食べ歩きや商業施設のロケを明るくハキハキとこなす小島に、視聴者からの印象は非常に良かった。幅広い年代に好かれるキャラクターと言えるだろう。

先日は初の写真集「こじるりっ！」が発売されるなど、今年後半の活躍が大いに期待される。現在はバラエティ番組での仕事が先行しているが、彼女が小さな頃からの夢である歌手として脚光を浴びる日も、そう遠くはないのかもしれない。
（TechinsightJapan編集部　みやび）