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writer : maki

【エンタがビタミン♪】峯岸みなみにエール? 「恋愛は自然なこと」。AKB“鉄の掟”に南こうせつが疑問。

歌手の南こうせつがテレビ番組で共演したAKB48峯岸みなみの恋愛スキャンダルと一連の騒動について「どうなのかね」と首をひねった。「若い頃にはディスコで遊びまくっていた」という彼にとって、AKBにおける“恋愛禁止のルール”はどうにも納得がいかないようだ。

先日のAKB選抜総選挙で18位となった峯岸みなみが7月3日に放送された音楽バラエティ『1番ソングSHOW』に出演した。今年1月に週刊誌で恋愛スキャンダルを報じられ、丸刈りになって涙の謝罪を動画で公開したことはまだ記憶に新しい。

MCの矢部浩之から「スキャンダルコンビの相方は1位になったやんか?」と指原莉乃がAKB48新シングルのセンターになったことについて感想を求められると、峯岸は「“同じジャンル”として希望の星ではありますね」と返して笑わせた。羽鳥慎一も「そうですね。前向きにね」とそんな峯岸を気づかった。

そこに「どうなのかね~?」と突然口を挟んだのがゲストの南こうせつである。“かぐや姫”で活躍した昭和のフォークソング時代から数々の名曲を生み出してきた彼は、1987年まで営業された伝説のディスコ、赤坂ビブロスで遊んだ思い出を披露したばかりだった。彼は当時のことを「夜2時~3時になると“メリー・ジェーン”がかかるんだよ」とつのだ☆ひろの代表曲がチークタイムに流れたことを説明して、「ここが勝負なんですよ! 一夜の恋に“カーッ”とリズムをとりながら」と熱く語った。矢部から「ナンパしていたんですか?」と問われると「あの頃は全員が肉食系なんですよ」と答えたのだ。

そんな時代を過ごしてきた南こうせつから見ると、峯岸みなみの一連の騒動は違和感を覚えるようだ。「若い人たちが恋愛するのは自然なことだと思う」とこうせつが切り出すと、矢部も「絶対にそうなんですよ!」と強く共感を示した。こうせつは「良いと思う、いっぱい恋愛しても。好きになるから歌が上手くなる。いろいろな歌ができるし、メロディーが浮かぶ。表現力が豊かになる」と力説したが「…と思うんだけどね~。まあいいや」と最後には投げ出してしまった。

彼の話を神妙に聞いていた峯岸や川栄李奈、入山杏奈らAKB48メンバーも突然のトーンダウンに失笑してしまったが、矢部浩之は「こういう意見もあるんです」とこうせつの言葉を受け止めた。矢部から「全然、良いんですよ! 峯岸さん」「俺は、峯岸さんに言ってるんですからね!」と名指しされて、峯岸みなみも何と答えてよいか分からず、これには「大丈夫です」と首を振るしかなかった。

AKB48だけではなく、アイドルグループの多くには“恋愛禁止のルール”がある。南こうせつはそれを置いても、「若い人が恋愛するのは自然だ」ということを主張したかったのだろう。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)