北川景子がデビュー10周年で初めてのオリジナル写真集『27』が、8月22日に発売される。今回、その内容について「27歳になる“一人の女性・北川景子”の表情を初公開！」と明かされた。北川自身もコメントを寄せており、パリで撮影したファッショナブルな作品と東京で撮ったノーメイクの素顔とのギャップも見どころだという。彼女が「ファンに感謝を直接伝えたい」と望んで自身初となる握手会の開催も決定しており、写真集と共にそちらも盛り上がりそうだ。

“北川景子　1st写真集『27』”の発売を前に、北川景子の活躍も加速している。昨年10月期に放送された主演ドラマ『悪夢ちゃん』が『悪夢ちゃん The 夢ovie』として映画化され、来年公開されることが発表されたばかりだ。また、ヒロインを演じたドラマ『謎解きはディナーのあとで』も映画化されて、こちらは8月3日から公開される。

そんな彼女がドラマや映画では見せない、一人の女性としての素の表情がたくさん詰め込まれているのが今回の写真集だ。しかも、写真だけに留まらず“北川景子”を、生い立ちから改めて振り返った1万文字にも及ぶロングインタビューが収録されている。

“阪神淡路大震災の経験、デビューのきっかけ、モデルから女優への転身、苦悩や転機…”。さらには“将来の展望や結婚観”まで、彼女がこれまでほとんど口にしなかったことにも迫った。その中で“ファンの存在”についても語っている北川は、今回の写真集発売に伴って握手会の開催も発表している。「直接ファンへの感謝の気持ちを伝えたい」という彼女の意思から実現したものだ。

自身初の写真集の撮影を終えて彼女は、「Parisでのロケと、東京のスタジオで撮影した写真のギャップを楽しんでいただけると思います」とコメントしている。パリでは街やシチュエーションに合わせてヘアメイクや衣装に変化をつけたのに対して、「東京のスタジオではノーメイクでありのままの姿を撮っていただくという、とても新鮮な経験をさせていただきました」という。

パリでも東京でも撮影はスムーズに進んだという彼女は、「苦労は強いて言うなら撮影ではなく、撮影した写真を選ぶ作業でした。良い写真がたくさんあって、どれも捨てがたく慎重に選びました」と明かしているだけに、完成した写真集の内容にはかなり期待できそうである。

北川景子の芸能活動で初めての体験となる握手会については、「ファンの方々と直接触れ合える機会はこれまであまりなかったので、初めてのことに興奮しています」と今からワクワクしているようだ。「ファンの方に直接感謝の気持ちをお伝えしながら、楽しい時間を過ごせたらと思います。故郷の関西にも行きますので、楽しみです。ひとりでも多くの方と時間の許す限りお話ししたいと思います」と伝えている。

高校2年生の時に地元神戸でスカウトされると、その年に「ミスSEVENTEEN」に選ばれてモデルデビュー。さらにはテレビドラマ『美少女戦士セーラームーン』で女優デビューを果たす。『間宮兄弟』で映画デビューすると、ハリウッド映画『ワイルドスピードX3 TOKYO DRIFT』にも出演。その後も数々の作品に出演して、女優として活躍を続けて今に至る。

そんな北川が初の写真集で“27歳になる一人の女性としての北川景子の素の表情”を撮ったのは、自分自身を見つめなおそうという思いもあったのではないだろうか。今後の彼女の活動に良い影響を与えてくれる作品となったようである。
（TechinsightJapan編集部　真紀和泉）