先月、父パトリックさんをがんで亡くしたばかりの歌手デミ・ロヴァート（20）。「理想的な親子関係ではなかった」と言いつつも深い悲しみに暮れていたが、その葬儀を終えた今、デミの心境は…？

「今日、父の葬儀を済ませたの。これまでの人生の中で、一番辛いことだったわ。」

こうツイートしたデミ・ロヴァートは、父パトリックさんが苦しみからようやく解放されたことに安堵しているとも明かした。

「なんとも言えない平和な気分もあるの。だって、父はもう苦しみに耐えなくていいから。そう思うと心が癒されるわ。」

デミの両親は20年近くも前に離婚。このたび亡くなった父はまだ50代だったといい、生前は精神的な病に苦しむなどデミと似た悩みも抱えていたようだ。そんな父を想い、このたびスカラシップ・プログラムをスタートさせたデミ。今後はひとりずつ精神疾患に悩む人々を選抜し、治療費を負担する運動を展開していくという。

苦しみをポジティブな生き方にすべくパワーに変えるデミの姿から、若いファンが学べることも多いだろう。パトリックさんのご冥福とともに、デミの今後も変わらぬ活躍と健康を祈りたい。
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）