7月13日に、母国カナダのホテル客室内で死亡した俳優コリー・モンティス(享年31)。薬物とアルコールが原因の急死であったことに大勢のファンが衝撃を受ける中、このほどコリーの火葬がしめやかに行われた。
現地時間の16日火曜日に、母国カナダで火葬された故コリー・モンティス。その場には恋人リア・ミシェル(26)や遺族の姿があったというが、残念なことに実父ジョーさんは招待されていなかった。ジョーさんとコリーの母アンさんは、コリーが幼い頃に離婚済み。今も確執があるのかは不明だが、息子を見送ることのできなかったジョーさんは大変なショックを受けている。ジョーさんはこのたび米誌『People』に、以下のようにその胸中を明かした。
「行く準備はできていたし、荷造りも終えていました。あとはコリーの亡骸がどこにあるかを知るだけで良かったのに、全てが終わるまで誰も僕には連絡をくれませんでした。」
さらにジョーさんは、芸能情報サイト『TMZ』にもこう語っている。
「これまでも息子のことはずっと愛していました。コリーに会えなくなるなんて本当に悲しい。火葬の前に息子に会えなかったことを、とても辛く思っています。」
コリーは薬物依存から立ち直っているとばかり思っていたというジョーさん。それだけにドラッグとアルコールのせいで息子が急死したことに、多大なるショックを受け驚きを隠し切れないようだ。
ファンとしては「家族全員で見送ってあげてほしかった」という思いもあるが、家族にしか分からぬ複雑な事情というものがあるのだろう。息子の急死によって受けたショック、それに続く大きな疎外感に、ジョーさんが打ちのめされていることだけは確かである。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)