タレントのつちやかおり(48)が夫である元シブがき隊の布川敏和(47)との、過去の離婚危機について赤裸々に語った。また今年6月に布川が乗車していたタクシーの踏切事故で、同乗していた知人の女性2名についても話が及んだ。
交際9年、今年で結婚22年目に入る布川敏和・つちやかおり夫妻。つちやは子育てが落ち着いたことから昨年、20年ぶりに本格的な芸能界復帰を果たした。
独身時代はアイドルとして活躍するも、結婚後は夫を支え子育てに専念。その後長男は俳優として長女もモデルでデビューするなど、何ら問題の無い幸せな結婚生活を送っていたように見える。しかしつちやは、布川の度重なる浮気に悩まされ続けていたのだ。
7月23日放送の『解決!ナイナイアンサー』(日本テレビ系)に出演したつちやは、何度浮気されても離婚しなかった心境を赤裸々に語った。
浮気現場を押さえ、揉めたことは一度や二度では無いという。過去には『笑っていいとも!』のテレフォンショッキングで紹介された布川が、家族と住む自宅で番組からの電話を受けることになっていた。しかし彼は前の日から帰宅せず、どこか別の家で「いいとも!」と電話で答えていた夫の声を、つちやは唖然として聞いていたのだ。
何度浮気されても布川のことが心から好きだった彼女は、“私のもとに戻ってくれるなら”と我慢したらしい。本当につちやが離婚を考えたのは、難病を抱えた次女を出産してからだという。何度も手術を繰り返さなければならず、母親の心労は相当なものだったのだろう。しかし布川は毎晩浴びるほど酒を飲み、仕事にも支障が出てきていた。つちやが何度も「しっかりして」と頼んでも、彼の態度は改まらない。この時につちやは、離婚を本気で考えたそうだ。
あまりにも布川の言動がおかしかったので、病院で診てもらうと「うつ病」と診断された。次女の病気で悩んでいた頃に彼の両親が続けて亡くなった悲しみで、布川は精神に変調を来たしていた。この時つちやは、自分の浅はかさを大変悔やんだという。だが彼女もまた、精神的に追い詰められ辛い毎日だったはずだ。「あの時に離婚しなくて本当に良かった」と、彼女は当時を振り返った。
布川の度重なる浮気でも離婚はしなかった、つちや。今、彼女は「夫を家族として見られるか」が離婚の基準ではないかと思っているという。ちなみに今年6月に布川が遭遇したタクシーの踏切事故には、同乗者に知人の女性2名がいたと報道されている。この女性らと夫との関係について、つちやは彼に何も説明を求めていないそうだ。大事な家族が軽傷で済んだことに、彼女は心から安堵し嬉しかったに違いない。
(TechinsightJapan編集部 みやび)