発酵した梨を食べた野生のリス、酔って放心状態に(米)<動画あり>
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殺人未遂罪で起訴された後に逃亡を続けていた男が、潜伏先のベトナムで逮捕され、10日に台中市へ移送された。男は6年前にベトナムへ渡ってから、薬草を使って人々のガンやエイズの治療にあたっていたという。その噂は海外にまで届き、オーストラリアの病院から招かれた男がパスポートを更新した際に身元がわかり、このたびの逮捕に至った。
『中時電子報』が報じたところでは、男は2007年8月に財産問題で弟と口論になり、ステーキナイフで弟を数か所刺した。弟は病院へ運ばれて一命を取り留め、その後男は自首。しかし殺人未遂罪で起訴された男は、執行猶予中に逃亡し国際手配されていた。
男は逃亡先のベトナムで偽名を名乗り、現地の女性と結婚。商売の傍らで、薬草を煎じたものをガン患者やエイズ患者に無償で与えていた。これらの患者は、男の薬草を飲み始めてから病状が改善したそうだ。噂を聞きつけたオーストラリアの牧師が、現地の宗教法人病院へ男を招くことにした。
警察の調べによれば、男はこれまでに医療に関わった経歴はないという。しかし男が用いた薬草には、抗ガン作用があることが後日分かった。薬草の調合について、男は「19歳の頃に夢の中で白衣の男に教わった」と供述している。
「医神」と敬っていた男の突然の逮捕に、現地の人々は驚きを隠せない。いつかベトナムに戻り、治療を続けてくれると信じているという。
(TechinsightJapan編集部 片倉愛)