起業家と言われながら、なかなか自身のビジネスを模索している様子が見られない、コートニー・カーダシアン(33)の婚約者スコット・ディシック(30)。将来的には義理の弟となる可能性があるカニエ・ウェストのPVに登場し、話題を呼んでいる。
キム・カーダシアンが妊娠したあたりから、カーダシアン姉妹をはじめキムのファミリーに温かく迎えられるようになったカニエ・ウェスト。キムと元夫クリス・ハンフリーズの離婚が正式に成立し、このほどカップルには女の子が誕生したことから、カニエとキムの婚約は時間の問題とも言われている。
ファンやファミリーは、カニエと赤ちゃんにも人気リアリティ番組『Keeping Up with the Kardashians』にぜひ出演して欲しいと願っている様子だが、意外にもカニエの方こそカーダシアン・ファミリーのメンバーに、「出演して欲しい」と仕事を依頼していたことが分かった。18日にカニエのニューアルバム『Yeezus』がリリースとなったが、キムの未来の義兄になるかもしれないイケメンメンバー、スコット・ディシックがそのPVに出ているのだ。
ビデオは2000年にクリスチャン・ベール主演で映画化された『アメリカン・サイコ』をモチーフに作られたもので、自宅に招いた友人を平気で殺す殺人鬼“ベイトマン”をスコットが演じ、スーツに赤いネクタイが似合うエリートビジネスマンを気取ってみせた。彼に斧で惨殺される友人の役は、ファミリーとは長年の付き合いのPR会社社長ジョナサン・チェバン氏が演じている。
友人の体に幾度も斧を振り下ろして返り血を浴びるサイコなスコットは、その後は気分を取り直しておいしそうに葉巻を一本。リアリティ番組でおなじみとはいえ、そんな冷酷な惨殺行為にもまるで違和感がないのは不気味に甲高いその声のせいか。イケメンであっても間違ってもラブコメには向かないその雰囲気。ホラー映画での俳優デビューという線はありかも知れない。
ちなみにスコットは昨年11月、仏パリでキムの姉コートニーにプロポーズした。2人の間にはメイソン君(3)とペネロペちゃん(生後11か月)という2人の子がいるが、カーダシアン・ファミリーの有り余る資産に甘えてか、“起業家”と呼ばれながら具体的な仕事の話が出てこない男である。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)