HKT48の指原莉乃がSKE48松井珠理奈、AKB48川栄李奈と3人でお昼のバラエティ番組『ごきげんよう』に出演した。1日目のこの日は代表して先輩の指原がサイコロを振ると、なんと“当たり”が出た上に観客に景品が当たるくじを引いても“1番”が出たのだ。司会の小堺一機も「のってますね」と驚いたが、指原はさすがにラッキー続きで「ここで使い果たしちゃったかも」と素直に喜べないようだった。
6月8日の『第5回AKB48選抜総選挙』を控えて、4日の『ライオンのごきげんよう』には投票速報1位の指原莉乃をはじめとして松井珠理奈、川栄李奈という躍進組が登場した。
ところがオープニングコーナーは、“教えて恋のヒント”というAKBグループにとってはナーバスな内容である。3人から代表として進み出た指原は「“押してもダメなら引いてみろ”は信じちゃダメ!」と持論を展開した。そして彼女は、「中学生の頃にしていた恋愛の話なんですけど」と恋愛トークを始めたのだ。
中学生の時に好きな男子がいた。指原は「グイグイ積極的に話しかけてアピールした」のだが、なかなか思いを受け止めてもらえない。そんな彼女を見て友達が「“押してもダメなら引いてみろ”というじゃない」とアドバイスしてくれたので、「一理ある」と思った指原は2週間ほど話しかけなかったそうだ。
「そしたら、その男子に彼女ができたんですよ!」と指原は明かす。「“押してもダメなら引いてみろ”はある程度、脈がある相手にしか使ってはダメ。自分に気が無い相手だとそのままいなくなっちゃうんですよ」と彼女はしみじみと語った。
そんな指原がサイコロで“当たり目”を出して盛り上げると、司会の小堺一機も「すごいね! やっぱりのってます!」と感心した。すると指原はさらに箱の中から観覧客の当選番号に“1番”を引き当てたので、「引きが強いよ!」と松井珠理奈も驚く。
「ここで全部使い果たしてしまったということはないですか」と指原が心配すると、「いやいや、これは勢いで来ています!」と小堺は返す。彼から「気持ちいいでしょう? こういうのは」と尋ねられて、指原も笑顔で「気持ちいいです!」、「押していきます!」と答えていた。
サイコロトークの内容は“もしもの総選挙!!”というタイムリーなもので、指原莉乃は「マンボウ総選挙」と題して、最近ハマっている魚のマンボウについてうんちくを披露したのである。
彼女が「マンボウは虫がつくと死んでしまうので水面に跳ね上がって虫を体からとるんです。でも水面にあたってマンボウも死んじゃうんです」と話すと、「自分も死ぬの? それってバカじゃないの」と小堺も突っ込んでいた。数々のバラエティ番組を経験してきた指原だけにトークの組み立てもバッチリだ。
選抜総選挙の開票日も近づき、3日にはイベントに出席したAKB48の高橋みなみ、大島優子、渡辺麻友、篠田麻里子、横山由依の5人が「打倒指原」を宣言した。『ごきげんよう』で見せた指原莉乃の勢いからすると、なかなか手ごわそうである。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)