エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】「“AKB辞めろ”には応えられない」。AKB総選挙・圏外メンバーの胸のうち。

AKB選抜総選挙も今年で5回目となるが、毎回多くのメンバーが名前を呼ばれず“圏外”という立場になる。今回、初めて名前を呼ばれなかった宮崎美穂や、今年も圏外となった内田眞由美などがブログやGoogle+で心境を明かしている。彼女たちは来年の総選挙では圏内入りを目指して燃えているのだ。

『第5回AKB48選抜総選挙』で64位以内に入らなかったメンバーは名前を呼ばれず、日産スタジアムの待機席に座り続けた。宮崎美穂も最後までその席を立つことはなかった。彼女は第1回総選挙から参加しており、18位→21位→27位→38位と順位は下がりながらも4回まで全て圏内に入っている。

その彼女が6月9日に『宮崎美穂オフィシャルブログ「ザナ風呂」』で、「選挙を終えて。ご報告」と題して「私は今年で5回目の総選挙になりましたが、初めて圏外を経験しました」と伝えている。そして「こんなに辛くて、悲しくて、自分に腹が立つものなんですね」、「今はちょっと信じられない。というか、信じたくない自分がいるのも本音です」と心境を明かす。

宮崎はさらに「これは、この1年間の私の成績表です」と自分を振り返ると、汗の流し方が足りなかったのかもしれないと反省しながらも「はっきり言ってめちゃくちゃ悔しい!」とショックを隠しきれない。彼女にはAKB48で活躍して、女優やソロで歌うことなど夢がある。いずれは「人生で一番愛する人にも出会いたい」という。

「その、“いつか”のために走り続けます」と決意を示す宮崎は、「アンチの方の、“ブス”、“AKB辞めろ”、“お前が嫌い”という期待には応えられないです」と言い切る。投票してくれたファンへは「今回、立候補したこと後悔なんてしてないよ!」、「また1年、一緒に歩きましょう」と次を目指すことを宣言した。

これまで圏外続きだった内田眞由美も、『内田眞由美オフィシャルブログ』で「一夜明けて」と総選挙について触れている。今回も圏外となり悔しくて涙したという彼女は、「一時は頭がおかしくなるんじゃないかというくらい錯乱した」ほどだった。しかし一夜明けると、先輩や後輩のステージを見て「自分のやることがちゃんと見えてきた」、「波乱もあったし楽しかった」と思えるようになったのだ。

彼女自身が以前ブログに書いた「最初から諦めてる人間にはなりたくない」という言葉を振り返って、「今回わたしは、また悔しいって気持ちになれてほんとよかった」と気づくことができた。「これからもAKBで暴れさせてもらいます」、「これからも変わらず応援よろしくお願いします」とファンへ伝えている。

今回、圏外となった大家志津香は、『大家志津香 Google+』でそんな内田眞由美とのやりとりを紹介している。総選挙の結果を知った内田が悔しさから「今日はもうお金使う!」と口にすると、大家が「分かる! 落ち込んだときってまじ散財したくなるよね」と共感した。それを聞き違えた中村麻里子が、「え~! 犯罪はやめてくださいよ~!」と心配したという楽しいエピソードである。圏外となった辛さも仲間がいることで乗り越えられるのだ。

第5回AKB48選抜総選挙』には246名が立候補した。64名の名前が呼ばれたが、それ以外のメンバーは圏外となったのだ。宮崎美穂や内田眞由美のようにそれぞれが自分を見つめなおしたことだろう。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)