ゴールデンボンバー（金爆）の樽美酒研二が、4月に出したブログ本第二弾『ベスト オブ オバマブログ2』の売れ行きが気になって仕方ないようだ。彼のブログでコンビニに積まれたブログ本の動向について報告されているが、果たして今回も印税を手にすることができるのか。

金爆でエアードラムを担当する樽美酒研二は、自身のブログ『オバマブログ』をもとに著したブログ本『ベスト オブ オバマブログ』を昨年の2月に発売したところ、在庫切れの店も出るほどの人気となった。増刷した分の売れ行きはその後もじわじわと続き、1年間で発行部数が10万部を突破している。

その彼が、今年の4月に第二弾となるブログ本『ベスト オブ オバマブログ2』を発売して話題となった。しかも、樽美酒研二自身が内容に納得がいかないことから修正を加えるために、発売予定日を延期するほど気合いが入った1冊だ。

ところが樽美酒は仲間から「羽田空港のローソンで売れ残っている」と聞いて見に行ったところ、「まじで在庫が積まれとった」とショックを受けたことを5月21日のブログで記していた。彼は「前回の作品がまぐれで売れたからって調子に乗って作りすぎたぁ～。ハハハ、まじ笑えねー」と落ち込んでいたのだ。

それから2週間と少しが過ぎた6月7日のことだ。彼はブログで「真面目な話」と題して、再びそのローソンの在庫を確認したことを報告している。「あそこのスペースに置かれていた在庫がすべて、“うなぎ”のフリーペーパーに変わっとった！」と完売を確信した彼は、右手を挙げてガッツポーズした。

「買って下さった皆様方ありがとうございました」と礼を述べた彼は、ブログを毎日更新していると何を書いているか分からなくなり悩むこともあると明かす。「ですが、こうやって少しでも何かしら結果が出ると、ホントやる気にも繋がります」とブログ本が売れていることを喜び、「いつも支えられています」とファンに感謝している。

第一弾のブログ本では、3月時点で樽美酒が手にした印税は400万円とも言われている。今回の第二弾についても彼は「正直なところ…印税が楽ちみでちゅ」と本音を漏らすのだった。

金爆といえば楽曲の作詞・作曲と歌は鬼龍院翔が手がけており、樽美酒や他のメンバーに音源作品からの印税は入らない。樽美酒にとって収入はライブやテレビの出演料であり、そこに印税が加わるのだからそれは楽しみだろう。つい本音を口にしたくなる気持ちも分かるというものだ。
（TechinsightJapan編集部　真紀和泉）