現在、女優リンジー・ローハン(26)は有名リハビリ施設にて更生を目指し頑張っている。2007年に離婚済みの両親は、そんな娘の「肩の荷を軽くしてやりたい」と自分たちの関係改善に乗り出した。ディナーを共にするなどしたものの、その後TV番組の収録でまたも激突。その時の様子、今の苦々しい心境をリンジーの父マイケル(53)が明かしている。
リンジー・ローハンの依存症に、深く関わっているとみられる「家族問題」。両親であるマイケル&ディナ(50)は2007年に離婚しているが、リンジーは2人の不仲と終わらない衝突、また両親の自分に対する経済的依存などに、かなり負担を感じているらしい。
「リンジーの回復には、自分たちの関係改善が欠かせない!」
そう確信したマイケルとディナは、リハビリ施設で行われる予定のファミリーセラピーにも揃って参加することを決意。仲良くディナーに出かけて家族の話に花を咲かせるも、その後TV番組『The Test』に揃って出演したことで、努力が水の泡になってしまった。
同番組では尿検査やウソ発見器による検査を受けるように求められ、マイケルは承諾しそれらを受けるも、ディナは拒絶。この件について、マイケルは芸能サイト『Radar Online』に以下のように語っている。
「ディナが正直になれなかったことは、実に悲しい。」
「俺はウソ発見器の検査や尿検査も受けたのに、ディナはその両方を拒否したのさ。」
このときリンジーのトラブル、ドラッグ問題、浮気、リハビリなどを巡り2人は大喧嘩になったという。さらにその場で「“ママがドラッグをやっている”とのリンジーからの電話内容を録音した」、「それはリンジーに頼まれたからだ」などとマイケルが告白。これに激高したディナはその発言を全否定した上にマイケルを「嘘つき」となじったといい、凄まじい喧嘩がヒートアップしたそうだ。このため収録の終わりにはセキュリティガードまで登場。ディナのリクエストを受け、警護しながらスタジオの外まで送り届けたというのだ。
これでファミリーセラピーは駄目になったという報道もあるが、リンジーのために「停戦」という形にできないものか。このTV番組収録で得をしたのは、内容をカメラにおさめることのできた制作局だけ。今が頑張りどころのリンジーは、きっと施設で悲しい思いをしているはずだ。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)