女優リンジー・ローハン（26）が、実母ディナ・ローハン（50）と夜通しクラブ『Electric Room』で大フィーバー。その後車内でまさかの大喧嘩が勃発し、リンジーが負傷するという大変な事態が起きてしまった。パニックに陥ったリンジーは父マイケル・ローハン（52）に車内から電話。泣きながら惨状を訴える会話を録音したテープが早速芸能サイトの手に渡るという展開になっている。

トラブル続きの女優リンジー・ローハンが、今度はどうしようもない両親に翻弄されている。水曜日の早朝まで実母ディナ・ローハンと共に夜通しクラビングに興じたリンジーだが、その後リムジンに乗り込み自宅へ向かう途中ディナと大喧嘩に。実母から酷い罵りを受けパニックに陥ったリンジーは実父マイケル・ローハンに車内から電話をかけているが、その会話を録音したテープが芸能サイトに渡り、早速公開されてしまった。

その会話の内容によると、リンジーは「ママが家をキープできるように」とディナに4万ドル（約310万円）を渡したが、それを返して欲しいと頼んだところディナが激高。実母でありながら「アンタのことを警察に話してやる」などとリンジーを脅したといい、そこから喧嘩がヒートアップしていったようだ。

「お前のママはヒドイ」、「ママはお前に嘘をついているんだ」などとまくし立てるマイケルに、リンジーは「ママがコカインをやっている。首とかあちこちを触っている」などと説明。ダイヤモンドのブレスレットをディナに壊された挙句、足に怪我までさせられたともいいマイケルを激怒させている。

ちなみに帰宅後も騒ぎが続いたのか、警察がディナの自宅に急行した。2人に話を聞いたとみられているが、結局その夜の出来事はただの「口論」と結論付けられ逮捕者が出る事態にはならなかった。

親子間の金のやり取りが喧嘩の引き金であったことは間違いないが、リンジーがディナに対し「リハビリ施設に入って」と要求したことが一因であったと芸能サイト『Radar Online』は報じている。

「リンジーはディナのことをとても心配しています。もう自分とクラブ遊びに行くのはやめて、“友達”ではなく“母親”らしく振舞うべきとも語ったのです。」

情報筋は同サイトにそう証言し、「リハビリ施設に行く理由なんて私には無い！」というディナが激高するに至った経緯を明かしている。

「もうリンジーとパーティをしたりはしていないわ。昔はリンジーとクラブに行ったりしていたけれど、あれは誰がリンジーに良からぬことをさせているか確認したかったからよ。」

『New York Daily News』紙の取材に応じそう語ったはずのディナが、朝までクラビング。なかなか更生しないリンジーに付き添ったという見方もあるだろうが、実の娘に金を借りた挙句に罵る、ケガをさせるといった行為に及ぶとは、あまりにも情けない母親である。
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）