このところ、スキャンダラスな話題ばかりが目立っている歌手ジャスティン・ビーバー（19）。そんな彼のことを、人気ミュージシャン、キッド・ロック（42）は「“あの一発屋”と同じ運命をたどる」と考えているという。

危険運転、迷惑行為、嫌がらせ行為、マリファナと、このところ良からぬ行為ばかりが報じられているジャスティン・ビーバー。それでも人気は相変わらずだが、「そんなにこの業界は甘くねえ！」と見ている先輩は多いようだ。このたびハワード・スターン（59）のラジオ番組に登場したキッド・ロックは、ジャスティンの行く末を以下のように予想している。

「俺が間違えてるなら、そう言ってくれ。でもジャスティン・ビーバーを見ていると、100パーセント、ヴァニラ・アイスを見ているような気がするんだ。」

このヴァニラ・アイス（45）とは、20年以上も前に「Ice Ice Baby」を大ヒットさせた米シンガー。その後パッとした活躍が見られず今や「一発屋」などとも揶揄されているが、一応ショービズ界で生き残ってはいるのだ。ジャスティンはすでに何年も第一線で活躍しており「一発屋」というカテゴリーには入れられないが、キッド・ロックは「ならジャスティンも1曲大ヒットさせ次第、ヴァニラ・アイスみたいになるんじゃねえの？」とやはり手厳しい。

「ジャスティンはまだ若いし、ちょっとした財産もあるんだろう。何だって思い通りになる状態なんだろうな。だから堕落していくのを見ると、なんか悲しくなるぜ。」
「まあ、どんなストーリーが待っているか、みんなにも分かっていることだろう。いや正直な話、あの子（ジャスティン）にはちょっと同情してるんだ。」

少し同情しながらも「ジャスティンは、いまにヴァニラ・アイスのように落ちぶれる」というキッド・ロック。そして、なんと皮肉なことに、ヴァニラ・アイス本人も2年前に以下のように語っていたのだ。

「子供なのにすごい成功を収めたんだろうけど、じきにまた新しいスターが現れてジャスティンも忘れ去られるさ。」

「ジャスティンはあと3年でダメになる」と豪語する業界人もいる中、ジャスティンはどう動くのか。その生き方を、ファン、メディア、そして関係者らは非常に厳しい目で見始めている。
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）