エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】柴咲コウが『ガリレオXX』で熱演。内海刑事の格闘や号泣シーンに反響。

スピンオフドラマ『ガリレオXX』で内海薫刑事役を務めた柴咲コウの熱演が話題となっている。血を流す格闘シーンやトイレで泣き崩れる姿にツイッターで「感動した」、「涙した」などの感想がつぶやかれた。

月9ドラマ『ガリレオ』のスピンオフとして6月22日に放送された『土曜プレミアム ガリレオXX (ダブルエックス) 内海薫最後の事件 愚弄ぶ(もてあそぶ)』では、難解な事件に挑む女刑事・内海薫を柴咲コウが演じた。

柴咲コウは2007年に放送された『ガリレオ』第1シーズンでは、帝都大学理工学部物理学科准教授の“ガリレオ”こと湯川学先生(福山雅治)を担当する貝塚北署の新人女性刑事・内海薫として出演した。今回の第2シーズンでは彼女に代わって湯川先生を担当する刑事・岸谷美砂を吉高由里子が演じている。

『ガリレオXX』では米国・オクラホマの警察へ研修に旅発つ前に、内海刑事が殺人容疑で指名手配されていた介護士の上念研一(ユースケ・サンタマリア)を身柄拘束したことから事件が展開する。その後の捜査の結果、真犯人が判明して上念は誤認逮捕となる。彼は以前はゲームクリエイターであり、過去にゲーム開発に関連した事件でも誤認逮捕されており、そのことを書籍や講演会で訴えるのだ。

しかし、今回の事件では、上念が計画的に自身が誤認逮捕されるよう導いたことを、内海刑事が見破る。彼と2人きりになってその真相を暴いてみせるが、それだけでは逮捕に至らない。内海刑事は最後の手段として「上念が作ったゲームをやったが海外モノの真似であり、つまらなかった」と愚弄するのだ。プライドを傷つけられて怒った上念は彼女を容赦なく殴り、首を絞めて殺そうとするが、間一髪で長野県警の当摩健斗(柳楽優弥)が駆けつける。

顔も殴られた内海刑事は目の周りや口から血を流す凄惨な状況だった。彼女はその後、女子トイレの洗面台の前で独りで鏡を見ていた。事件が悲しい結末を迎えたためか、あるいは込み上げてくる恐怖からか、声を上げて泣き出すと膝から崩れ落ちて号泣するのだ。外でその気配を察した当摩健斗は、誰も入らないように“清掃中”の看板を女子トイレの入り口に立てかけるのだった。

スピンオフだけに“ガリレオ”湯川先生の出番はわずかだったが、内海刑事を体を張って熱演した柴咲コウへの評価は高かったようだ。

ツイッターでは「ユースケさんとの格闘シーンも凄まじかったが、その後のトイレでの嗚咽を見て、涙した! 素晴らしい演技だった! よかったです。感動しました!」と絶賛するつぶやきもあり、「やっぱコウちゃん素敵すぎる、かわいすぎる、一生ついてく!」といった柴咲コウに関するものが多い。

そんな中で、「吉高由里子は嫌いじゃないし良いとは思うけど、やっぱ柴咲コウだよなー」というものや「何よりスタッフの内海刑事というキャラへのこだわりと今回のヒロイン交代に対する不満が滲み出てた」という感想もある。本編の吉高由里子と比較されてしまうのは仕方ないところだろう。

その本編の『ガリレオ』は24日に放送される第11話「聖女の救済(後編)」で最終回となる。湯川先生(福山雅治)と中学時代の同級生、真柴綾音(天海祐希)との駆け引きに絡んで岸谷刑事(吉高由里子)の見せ場もありそうだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)