エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】櫻井翔の姿に悲鳴が起きる。バナナマン日村の影響で嵐が壊れそうに。

お笑いコンビ・バナナマンの日村勇紀をゲストに迎えた嵐の冠番組『嵐にしやがれ』が、とんでもないことになっている。「ブサイクこそが最大の武器」と豪語する日村からその極意を学ぼうと、嵐の5人がブサイクな表情に挑戦する。ところがあまりの本気さに進行役の吉村崇(平成ノブシコブシ)も「こんな嵐、はじめて見た!」と驚いたり、腹を抱えて笑い転げるほどレアなパフォーマンスを見せたのだ。次々と繰り出される嵐の変顔にスタジオも爆笑の渦に包まれたが、やがて悲鳴が起きる事態になっていった。

昨年は年間で428本(ニホンモニター調べ)ものテレビ番組に出演したという人気を誇る、バナナマン日村。彼をアニキゲストに迎えた6月15日の『嵐にしやがれ』でそのハプニングが起きた。番組の中盤から「日村モンスター全開!40年にわたるブサイクの生き様を叩き込む!」をテーマに、日村のブサイクテクニックを嵐も学ぶことになったのだ。

1か条“ブサイクな顔面になりやがれ”では、まずレベル1は日村の十八番でもある「子供の頃の貴乃花」に挑戦した。トップバッターの松本潤が「あのねー、ボクねー、あ~、パパみたいな力士になりたいの~」と予想に反してクオリティーの高い変顔を見せると、観覧客からも爆笑が起きる。続くメンバーも全員クリアして日村からNO.1に選ばれたのは二宮和也だった。リーダーの大野智にいたっては、日村の貴乃花ではなくオリジナルな変顔を見せて「俺より面白くやっちゃだめ、日村超えは禁止」と本家からクギをさされるほどだ。

レベル2は、やはり日村の得意なネタ「トド」の顔マネに挑戦した。「アブルスペ~」と言いながら、アゴを思い切り引いて見せるのがコツだ。これにも松本潤は面白い表情を見せて笑いをとったが、三番手の櫻井翔がアゴを思い切り引くと観覧席から「キャー!!」と悲鳴が起きたのである。かなりの女性客が彼のアゴと首のシワにショックを受けたようだ。

5人が「トド」をやり終えると吉村が「こんな嵐は見たことねえよ!」と興奮しており、「J(松本潤)が毎回、期待を超えてくるんすよ!」と絶賛する。「ドキドキだよ、一番手!」と松本も嬉しそうに答えた。

そして「トド」の顔マネで日村からNo.1に選ばれたのが櫻井翔だった。日村が「最高に気持ちが悪かったよ」と評すると、櫻井は「僕も初めて悲鳴をいただきました」と返しており、やはり女性客の反応を気にしていたようだ。「あれ、覚えといて! あの悲鳴、覚えといて!」と日村から言われ、「はいっ」と素直に受け止める櫻井を見て、松本は「何なのこの回!」と困惑していた。

その後も、レベル3「吹雪」、レベル4「キモキモ男」、レベル5「チュチュンがチュン」と続く。特に「キモキモ男」と「チュチュンがチュン」は日村がこれからメインにやりたい新ネタなのだが、嵐は難なくこなしたのだ。

2か条“ブサイク演じやがれ”ではレベル1の「チンピラに許しを請う」に挑戦すると、二宮和也がハリウッド俳優ならではの演技を見せた。「キミたち、すぐ俺を超えるね」と日村も感心したのである。

ところがバナナマン日村にガチで挑んだ嵐のパフォーマンスが濃すぎて、放送時間が足りなくなった。次回は6月29日に放送されるが、予告では松本潤が床をのたうちまわるように駄々をこねる場面が映った。後半もこのまま進めば、嵐のキャラクターが壊れかねない。果たして5人は最後まで日村アニキに太刀打ちできるのだろうか。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)