「第6代北九州看板娘」の1人に元HKT48の“ゆうこす”こと菅本裕子が選ばれた。彼女はツイッターで喜びの気持ちをつぶやいており、ファンからも激励のコメントが寄せられた。菅本は昨年の8月にHKT48を辞退して、料理人の夢を追って勉強を続けている。
わっしょい百万夏まつり振興会が主催する“北九州看板娘”の3人が決定した。北九州市を代表する祭り「わっしょい百万夏まつり」や北九州市をPRするための親善大使も、今回で6代目となる。応募者の中から選ばれた3人が5月26日に発表された。
『菅本裕子(yukos_cook) ツイッター』では、“北九州看板娘”のタスキをかけた3人娘の写真を公開。「大好きな北九州をPRすることができるなんて!」と喜びを綴っている。「第6代北九州看板娘」となった菅本と川島典子さん、畑田恵里さんは平成26年8月まで親善大使を務める。
菅本は“料理タレント”として活動しており、5月25日には「ゆうこすと行くお料理修行&食育体験ツアー」を実施した。ブログ『ゆうこす3分クッキング』に、そのツアーの様子が報告されている。山梨県で地元の方と名物の「ほうとう」を作ったり、田植えを体験してファンと一緒に楽しんだようだ。
現地ではアイドルグループ「スマイル学園」と山梨の地元アイドル「ぶどう党」も参加して盛り上げてくれたが、今回のツアーで菅本はファンから「アイドルっぽくないね」と言われたそうだ。彼女は企画を組む段階で「『アイドルでは無いんだ』と思ってもらえるようなイベントにしたい」と依頼したという。
一般的なアイドルとのバスツアーはカラオケを歌ったりミニライブを開いたりするものだが、彼女は「歌は歌わないし、踊りもしない。ファンの皆さんとの位置も近いと思います」と料理を学ぶ姿勢で臨んだ。「少し残念そうな方も、中にはいらっしゃいました。すみません。でも、これが私の出した答えです」と伝える彼女は、料理人を目指してHKT48を辞めた時からぶれていない。
今回、“北九州看板娘”となった彼女は、アイドル時代に培ったサービス精神と料理タレントとしての“食”へのこだわりで北九州市をPRしてくれることだろう。彼女自身は、アイドルを卒業しても元アイドルということでメディアからも注目されそうだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)