「始球式」で可愛いアイドルタレントがボタボタと情けない球を投げても、それはそれで会場をハッピームードにさせてくれる。だがウィル・スミスが登場して同じことをしたら…!? 彼は意外にも運動神経が鈍いのかもしれないという話題をお伝えしたい。
5月25日、英ロンドンのウェンブリー・スタジアム(Wembley Stadium)で、『UEFAチャンピオンズリーグ 2012-13』の決勝戦となるバイエルンVSドルトムント戦が開催され、2-1でバイエルンが優勝を決めた。
そして5月23日から26日までは、関連イベントである『UEFAチャンピオンズ・フェスティバル』がクイーン・エリザベス・オリンピック・パークで開催され、そこにゲストとして招かれたのが、ハリウッド俳優ウィル・スミス(44)とジェイデン・スミス(14)の親子。揃ってPKゲームに挑戦したのであった。
しかし、父ウィルのサッカーのスキルは実に意外なもの。黒のスポーツウェアでクールに決めた彼は、カンフーのポーズによるご機嫌なストレッチを終え、じっとボールとキーパーを見据える。しかし豪快にキックされたボールは10時方向に飛んで、いやゴロゴロと転がっていった。ちなみにジェイデンはきちんとシュートして拍手を浴びている。
アクション映画では見事に悪人を蹴り倒すウィルだが、サッカーボールはちょっと小さすぎたか。いや、あまりにもビッグなイベントで満員のサッカーファンが見守る中とあれば、「始球式」を任されたほどの気分であったのだろう。ちょっと気負い過ぎてしまったのだと受けとめてみたい。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)