『デスパレートな妻たち』で有名な女優エヴァ・ロンゴリアは、意外にも勉強好きであった様子。米テキサス州の生まれだが、両親がメキシコ系アメリカ人という彼女は自身に関係の深い「チカーノ学」の研究を続け、このほど見事に修士号を取得した。
人気TVドラマ『デスパレートな妻たち』では、魅力的だけれど自己中心的な“ガブリエル”という主婦を演じていたエヴァ・ロンゴリア(38)。数日前には美しいミントグリーンのドレスで「第66回カンヌ国際映画祭」のレッドカーペットに登場し、しかし深いスリットを自らの手で誤って持ち上げたところその股間には下着がナシ。大変な話題になったばかりである。
そんなエヴァが22日にTwitterで、海外の大学の卒業式でおなじみの「アカデミックドレス」と呼ばれる、あの黒ガウン&角帽という姿で微笑む写真を公開した。そこに「今日は最高の日よ。ついにやったわ!」と添えたエヴァ。カリフォルニア州立大学ノースリッジ校で卒業式が行われ、チカーノ学(Chicano Studies)の修士号を授与されたというのだ。
エヴァの両親はメキシコ系アメリカ人で、チカーノというのはこの世代やエヴァのような2世をさし、メキシコとの国境に広く接していることからテキサス州とカリフォルニア州に住んでいることが多い。「チカーノラップ」という音楽が人気であるように、若者たちは独特の文化をはぐくんでは勢力を上げ、エヴァは自分のルーツに大きな誇りを感じているのであろう。
「勉強をしたいなら、年齢的にもう遅いとか忙しすぎるとかいう言い訳は無用よ」とエヴァ。ちなみに彼女はテキサス州カレッジステーション市の州立A&M大学を卒業している。天才ナタリー・ポートマン、秀才ジェームズ・フランコに追いつけ追い越せ。ハリウッドに高IQ時代が来るのもなかなか面白いのではないだろうか。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)