いい大人が飲酒運転で捕まると、世間は必ずその常習性を疑う。そのため反省の意も含め、たいていの人が「しばらくの間、公の場で飲酒することははばかられる」と言うものである。しかし、先日醜い逮捕劇でイメージダウンしてしまった女優リース・ウィザースプーンとその夫に、そうした気持ちはあまりないようだ。

ジョージア州アトランタで4月19日のこと、ハリウッドエージェントの夫ジム・トス氏が飲酒運転で捕まり、同乗していた女優リース・ウィザースプーン（37）も警察官に傲慢な態度をみせて逮捕され、ビデオカメラが回る中とんでもない醜態をさらしてしまった。優等生で高ギャラ女優のイメージがダウンしたことから、「せっかく再婚して子供も誕生したのにこの夫とは大丈夫か」と懸念する声が高まったが、今月11日には子供のサッカー試合を仲良く応援する様子がキャッチされている。

あの醜い逮捕劇が夫婦仲に全く影響を与えていなかったことは喜ばしい。しかし、いい年齢の大人が飲酒運転で捕まると必ず疑われるのが、「長年にわたり普段から同じことをしてきたのではないか」という常習性。こういう時は世間の目に少しは頓着しなければなるまい。

しかし！　この写真はニューヨークの「Soho House」で今月14日、アウトドア・ランチを楽しんでいるリースとトス氏である。女性の友人を待つ間にもトス氏はワインを注文し、美味しそうにぐいっと飲んであっという間にお代わり。日の高いうちから結構飲む男である。彼はその後、車のハンドルを握っていないと信じたい。

ちなみにあの逮捕劇において、この夫は警察に「妻もワインを飲みました。むしろ私以上の量です」などと話した上に、リースが車から飛び出して参戦し、事態が悪化すると「リース、大人しくしろ！　君のせいでコトがおかしくなっちゃったじゃないか」と叱りつけていた。どうか、リースの再婚が真に幸せであることを願ってやまない。
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）